飛車と角の交換から△5五角打

上図は、横歩取り青野流からの進展で▲8四飛に△8二歩と打った局面。ソフトの評価値+24で互角。

この展開で▲8四飛に△8二歩と打つ手は先手をもって以前指していました。https://shogiamateur.com/?p=23313&preview=true

前回はここで▲3八銀だったのですが、改良して▲7七角と上がりました。

▲7七角は角の位置を変えることで、角交換になっても▲同桂や▲同金と取れる形にした意味です。

▲7七角には△3六飛と予想していたのですが、ここで後手は動いてきました。

本譜は△2七歩成▲同歩△7七飛成▲同桂△5五角打で、ソフトの評価値+105で互角。

この手順は、▲7七角と上がってから気がつきましたが、飛車と角を交換して△5五角打となれば一直線です。

△7七角成と△1九角成が後手の狙いですが、本譜の受けはやや単調だったかもしれません。

本譜は△5五角打以下▲2五飛△2二銀▲8三歩△同歩▲同飛成△8二歩▲8五龍△1九角成▲3八銀で、ソフトの評価値-416で後手有利。

この手順は▲2五飛と打って△2二銀と受けさせたのですが、△1九角成を受けることはできず、以下先手は龍を作りましたが後手は香得で後手がいいようです。

特に先手は▲2五飛があまり働かない展開になったのが良くなかったようです。

▲2五飛と打ったのなら△2二銀には▲5五飛と指すべきでした。

▲2五飛△2二銀▲5五飛△同角▲2八角で、ソフトの評価値-124で互角。

この手順は▲5五飛と飛車と角の交換で▲2八角と打って受ける展開ですが、先手は盤面の飛車に対して後手は持ち駒の飛車なので、後手の方が少し指しやすいです。

△5五角打には何か先手にも手がありそうですが、本譜の進行はいまひとつでした。

△5五角打で先手が指しにくいのであれば、それ以前の手を変えなければなりません。

飛車と角の交換から△5五角打が参考になった1局でした。