入玉模様を防ぐ指し方


上図は、相居飛車からの進展で△3三玉と3二の玉が上がった局面。ソフトの評価値+332で先手有利。

将棋の難しいところの1つに、相手玉が3段目に上がって以下入玉模様にされる展開があります。

自陣に抑えの駒があればだいぶ違うのですが、抑えの駒がなく本局みたいに3五の金や3七にと金がいると攻める方は神経を使います。

ソフトは先手有利となっていますが、ぱっと見は先手が指しづらいようにも見えます。

実戦は▲2五歩△3四玉で、ソフトの評価値-423で後手有利。

この手順の▲2五歩は何か指さないといけないので指した感じで、特に狙いも見つけられなかったので、手としてはあまり意味がなく△3四玉で後手有利です。

▲2五歩では▲5一馬がありました。

▲5一馬△3四玉▲4三角で、ソフトの評価値+304で先手有利。hhh

この手順は、▲5一馬と下から玉を追う手が少し見えづらいです。

手順に△3四玉と上がられますがそこで▲4三角と下段に落とす角を打ちます。

まずこの▲5一馬から▲4三角は実戦では見えないです。

▲4三角に△4五玉なら▲5四角成△3四玉▲1七桂で、ソフトの評価値+308で先手有利。

この手順は△4五玉とさらに上部に逃げる手ですが、▲5四角成が大きく以下▲1七桂と2五の地点からの脱出を防いでいい勝負のようです。

▲4三角に△同玉なら▲4六桂で、ソフトの評価値+5963で先手勝勢。

この手順は▲4三角と角を捨ててから▲4六桂と上部脱出を防ぐ手ですが、これで先手勝勢とは全く気がつきませんでした。

▲4六桂に△4五歩なら▲5四銀成△3二玉▲4二馬まで。

▲4六桂に△同金なら▲3五歩で、以下△5九飛▲8八玉△4五歩▲4六歩で、ソフトの評価値+50000で先手勝勢。

この手順は、△4六同金と桂馬と取ったときに▲同歩とせず▲3五歩と逃げ道脱出を防ぐ手で以下△5九飛に▲8八玉で先手玉は安泰です。

△4五歩と逃げ道を開きますが▲4六歩と金を取った手が詰めろなので先手勝勢です。

局後の検討では納得ですが、これを実戦でできるようになるかというとこれが簡単ではないです。

入玉模様を防ぐ指し方が参考になった1局でした。