上図は、角換わりから後手右玉の進展で後手が3筋の歩を交換してから3五の銀が△4四銀と引いた局面。ソフトの評価値+179で互角。
右玉の△4四の銀は、△5五銀と出る手や△5四歩から△5三銀と自陣を引き締める手など幅が広いです。
対右玉には先手も色々な駒組みがあるのですが、毎回駒組みに悩みます。
本局もそのような感じで、実戦は▲6七金右△3三桂▲5六歩で、ソフトの評価値-10で互角。
対局中は、▲6七金右は自陣に隙ができやすい形なのであまりいい手ではないなとは思っていましたが、他の手も浮かばなかったので仕方なく指した感じです。
▲5六歩も将来△3九角のような筋が生じて、先手の狙いがはっきりしないような駒組みです。
▲6七金右では▲5六角がありました。ソフトの評価値+152で互角。
▲5六角は少しは見えていたのですが、狭い所に角を打つのは4四の銀に狙われやすいと思ってやめました。
▲5六角の狙いは、▲2三角成と▲7五歩で、大駒を打つと2つの狙いがあることがあります。
▲5六角に△2四角で、ソフトの評価値+266で互角。

△2四角は▲2三角成を受ける手と△5五銀から△6五歩や△4六銀と先手の角を逆に責める手です。
△2四角には▲1五歩△同歩▲1二歩△同香▲2四飛△同歩▲1二角成もありますが△3九飛でソフトの評価値-334で後手有利。
この手順は、先手も駒組みによってはありそうな手ですが、本局に関しては後手に飛車を渡すと先手がまずい展開なので少し無理です。
△2四角には▲7五歩で、ソフトの評価値+237で互角。

▲7五歩と角を左側から攻める展開で△7五同歩なら▲7四歩で、ソフトの評価値+588で先手有利。
この展開は、先手の桂得になるので先手が指せそうです。
▲7五歩に△5五銀なら▲7四歩△5六銀▲7三歩成△同玉▲5六歩で、ソフトの評価値+469で先手有利。
この手順は、角と銀桂の交換の2枚替えなので先手が指せそうですが、思ったほど評価値に差がついておらず実戦ではまだまだ難しそうです。
▲7五歩に△8四飛なら▲7六銀△6五歩▲7七桂△5五銀▲6五桂△同桂▲同角で、ソフトの評価値+126で互角。
この手順は、△8四飛には▲7六銀と盛り上がる手で、次に▲7四歩△同銀▲同角△同飛▲7五銀打と飛車を取るのが狙いです。
▲7六銀には△6五歩と飛車の横利きを広げて、以下難しい展開ですがいい勝負のようです。
自陣角で手を広げるのが参考になった1局でした。