▲6六歩と▲6六銀の比較

上図は、居飛車対振り飛車からの進展で後手三間飛車から△4三銀と上がった局面。ソフトの評価値+140で互角。

この局面はどこにでもありそうで、今までなら△4三銀には▲5七銀△5四銀▲6六銀という手順を選んでいましたが、気分をかえて△5四銀に▲6六歩はどの程度の評価値なのかが気になりました。

本譜は▲9八香△5四銀▲6六歩で、ソフトの評価値+62で互角。

この手順は、△5四銀は次に△6五銀を狙っているので▲6六歩と受ける形です。

先手の角道は止まりますが穴熊志向なので、後手の急戦を避けないといけないです。

後手が仕掛けない展開なら先手は穴熊に組めそうですが、6七の地点に隙ができるので、4八の銀を▲5七銀から▲6八銀として場合によっては▲6七銀とすることになりそうです。

先手の角は7七のまま使ってどこかで▲6五歩とぶつける形にするか、▲6八角と引いて使うか、もしくは▲5九角から▲2六角のようなルートにするかなど後手の駒組みによって変わりそうです。

▲6八角と▲5七銀との組み合わせは、角が使いづらいのが短所です。

もう一つの▲6六銀の形の場合で、最初の局面から▲5七銀△5四銀▲6六銀で、ソフトの評価値+165で互角。

この手順は、4八の銀を▲6六銀とすることで6六の銀が攻めにも受けにも使えそうな感じです。

▲6六銀とすれば▲6八角と引くことで直ぐに▲2四歩と戦いを起こすことができます。

結局▲6六歩と▲6六銀との比較では、▲6六銀の方が角が使いやすいということで評価値が100ほど高くそちらの方がいいみたいですが、▲6六歩も全くないわけではなさそうなので、今後はそのときの気分で指してみようと思います。

▲6六歩と▲6六銀の比較が参考になった1局でした。