上図は、居飛車対振り飛車からの進展で▲3二龍の王手に△6二歩と打って受けた局面。ソフトの評価値+2666で先手勝勢。
実戦はここで▲8四銀でこれも自然な手だったのですが少し寄せ方が難しかったです。https://shogiamateur.com/?p=24643&preview=true
▲8四銀では▲8四歩がソフトの推奨手でした。
▲8四歩△7二銀▲9四銀で、ソフトの評価値+4096で先手勝勢。

この手順は、▲8四歩は▲8三銀からの詰めろなので△7二銀と受けましたが、▲9四銀と上部を手厚くする攻め方です。
▲9四銀は▲8三金の狙いですが、これが何気に詰めろになっています。
▲8三金△7一玉▲7二金△同玉▲8三銀打△7一玉▲7二歩△6一玉▲5二龍まで。
この手順は、▲7二歩と王手をする手が大きく▲5二龍でぴったりです。
後手は受けてもきりがないので△9四同香です。
△9四同香▲同歩△8五桂▲9三歩成△7三玉▲7四歩で、ソフトの評価値+99966で先手勝勢。

この手順は△8五桂から△7三玉と上部脱出の手ですが、▲7四歩と打った局面はこれで詰んでいるようです。
▲7四歩に△同玉なら、▲6五金△8四玉▲9四と△7三玉▲7四歩△8二玉▲8四香△7一玉▲2一龍△3一歩▲同龍△同角▲8一香成△同玉▲9一飛△同玉▲8三桂△8一玉▲8二歩△同玉▲9三と△8一玉▲9二とまで。
この手順は、あえて即詰みにしなくても一手一手なのですが詰み筋がある場合は詰ましにいって詰みパターンを覚えた方が役に立ちそうです。
ただし実戦では読み切れずに指せないです。
▲7四歩に△同金なら、▲8三金△同銀▲同歩成△同飛▲同と△同玉▲9三飛△8四玉▲9四飛成△7五玉▲7四龍△同玉▲6五銀△8三玉▲8四香△7二玉▲8三金△7一玉▲7二歩△6一玉▲5二龍まで。
この手順は、長手数ですが並べ詰みです。
なお、最初の局面で▲8四歩には△8三銀とただのところに銀を受ける手があって、その手には銀を取らずに▲5二銀というのがソフトの手の流れみたいですが、このような手も参考になりそうです。
後手が逆転を目指すなら中段玉にするしかないので、このような手なのかもしれません。
中段玉を防いで寄せるのが参考になった1局でした。