上図は、角換わりから後手右玉の終盤戦で▲7四角の王手に5二の玉が△4二玉と逃げた局面。ソフトの評価値+2344で先手勝勢。
対局中は、もう少しで後手玉が寄りそうな感じがしていました、まだはっきりと手順が見えていませんでした。
本譜は▲4一金△同飛▲同角成△同玉▲7一飛で投了となりましたが、△5一飛だとよく分かっていませんでした。ソフトの評価値+2918で先手勝勢。

この手順は、△5一飛以外の合い駒なら▲6二とで受けなしなので△5一飛とするしかありません。
▲7一飛に△5一銀だったら▲6二と△3一玉▲5一飛成△4一金▲2二銀△同金▲4一龍△同玉▲4二金まで。
この手順は、▲2二銀△同金▲4一龍と後手の金をずらしてから頭金までがうまいです。
△5一飛以下▲同飛成△同玉▲7一飛△5二玉▲7二飛成△4一玉▲6二と△3一玉▲5二と△2一玉▲4二とで、ソフトの評価値+3433で先手勝勢。
この手順はひたひたとと金が寄る展開ですが、▲4二とに△2二金は▲3一と△同玉▲2二龍△4一玉▲4二龍まで。
▲4二とに△1二玉は▲3二とで一手一手です。
よって、最初の局面から▲4一金△同飛▲3四桂の寄せはそんなにおかしくはなかったのですが、ソフトの推奨手は▲4一金では▲7二とでした。
▲7二と△3一玉▲8一と△4九飛▲3四桂で、ソフトの評価値+4183で先手勝勢。

この手順は、金を捨てることなく飛車を取る展開ですが、と金が後手玉と反対側にいって△3一玉と逃がした感じがします。
△4九飛と飛車を打たれると次に△5九飛成が気になりますが、先手玉は詰めろでないので▲3四桂と後手玉に詰めろをかけて先手勝勢のようです。
▲3四桂△5九飛成▲6九歩△2一玉▲4一角成△8八銀▲同金△同歩成▲同玉△3一金打▲同馬△同金▲2二金△同金▲3一金△同玉▲7一飛△4一角▲4二銀△2一玉▲4一飛成△1二玉▲2二桂成△1三玉▲1一龍△2四玉▲1三角△3四玉▲3五金△同銀▲同角成まで。
手順は長いですが、△3一金打に▲同馬から▲2二金と▲3一金と金を捨てて、▲7一飛と遠くから飛車を打って▲4二銀と打って寄せるのは参考になります。
どのような手順で寄せるかが参考になった1局でした。