少し受けに回ってから攻め合い


上図は、居飛車対振り飛車の対抗形からの進展で▲3四歩に3三の角が△5五角と出た局面。ソフトの評価値+597で先手有利。

対局中は、後手が数手前に△7二歩打っており後手から△6五桂から△7七歩という攻めがないので少し指しやすくなったかと思っていましたが、後手が飛車を成る手があるので、それを受けるかどうかが気になっていました。

受けるなら▲4六歩ですが、先手の飛車の横利きがなくなるので働きが悪くなると思い攻め合いにいったのですが。これがよくなかったようです。

本譜は▲5四桂△4七飛成▲6二桂成△4九龍▲7九金寄△6五桂で、ソフトの評価値+160で互角。

この手順は、▲5四桂から▲6二桂成として攻め合いにいったのですが、別に駒を取る手でなく次に▲5二歩成としても△同金▲同成桂で、駒が後手玉と反対にいくので効率が悪いです。

後手は飛車が成って△6五桂と打つと△7七歩は二歩で打てませんが、後手の攻めが先手玉に迫ってきているのでだいぶ先手が損をしています。

△6五桂と打つまではこの手順で仕方ないと思っていましたが、以下▲6六銀△1九角成となると次に△7六香があるので、先手がまずいです。

▲5四桂では▲4六歩がありました。ソフトの評価値+510で先手有利。hhh

▲4六歩は後手の飛車成りを受けた手ですが、先手の飛車の横利きも消えているので、だいぶ先手が損をしているかと思ったいた大局観がいまひとつでした。

▲4六歩に△6五桂なら▲6六銀△4六角▲5四桂△4五飛▲6二桂成△1九角成▲4六歩△3五飛▲6三成桂△3九飛成▲5九桂で、ソフトの評価値+364で先手有利。

この手順は、▲4六歩に△6五桂と攻めの拠点を作ってから△4六角とする手で、先手は以下▲5四桂から▲6二成桂と本譜と同じような指し方をする展開です。

途中で△1九角成に▲4六歩と打つのが、後手の飛車と馬の働きを1歩で少し鈍くする狙いで細かいです。

後手は△3五飛から飛車を成る展開に先手は▲6三成桂から▲6四角を狙います。

後手が飛車を成る展開は結構厳しいのですが、先手も▲6三成桂から攻め合いでどうかという感じです。

先手有利といってもほとんど互角の感じです。

少し受けに回ってから攻め合いが参考になった1局でした。