少しいい局面からの指し方


上図は、居飛車対振り飛車の対抗形からの進展で▲3五角と打った手に2六の飛車が△2五飛とした変化手順の局面。ソフトの評価値+1362で先手優勢。

実戦は▲3五角に投了だったのですが、△2五飛と逃げたら形勢は少しいいかとは思っていましたがどのように指すか迷っていました。

駒割りは角と銀の交換で先手が駒得で、5三に桂馬が成っているのでまずまずですが、まだ後手玉はまだ寄り筋ではないです。

色々な指し方があってかえって迷いそうな局面です。

ぱっと見は△2五飛▲6二成桂△3五飛▲7二成桂△同金▲3五金△3八銀不成で、ソフトの評価値+1136で先手優勢。

この手順は▲6二成桂から攻める手で、この手の流れを考えていました。

全体の駒割りは飛車と桂馬の交換でだいぶ先手が駒得になりましたが、将棋はまだまだで3五の金が遊んでいるので後手もまだ粘りがききそうです。

▲6二成桂では▲6三歩がありました。ソフトの評価値+1238で先手優勢。

この手は歩を使って後手の陣形を崩す手です。

次に▲6二歩成が厳しいので後手は△6三同銀です。

△6三同銀▲同成桂△同金▲6四歩△6二金▲6三銀△4四桂▲6二銀成△同金▲3七飛△3六歩▲3九飛で、ソフトの評価値+1540で先手優勢。

この手順は、▲6三銀に△4四桂が粘り強い手で先手は2枚の角の動きが遮断されますが、▲3七飛と歩切れを解消してどうかという展開です。

結局最初の局面は、後手玉に迫るのはまだ早い段階なので先手は盤面全体を使って駒を活用する展開がいいようです。

無理気味に攻めにいって攻めが切れて反動をくらうというのが一番まずいパターンでこれを一番やりがちです。

早く勝ちたいという気持ちを抑えて、寄せがない場合はじっくり指すという気持ちで指せるかどうか大事みたいです。

少しいい局面からの指し方が参考になった1局でした。