上図は、後手振り飛車に対して先手が角交換してからの進行で▲2四歩から2筋の歩を切って▲2四同飛とした変化手順です。
実戦は2筋の交換でなく▲5六歩と突いたのですが、ソフトは▲2四歩からの交換を推奨していました。https://shogiamateur.com/?p=25694&preview=true
2筋の歩の交換をしてもいいのですが、後手から逆用されるが気になったので指せませんでした。
▲2四同飛以下△2三銀▲2八飛△2四歩▲9六歩△3三桂▲9五歩△4一飛▲7七銀△2一飛で、ソフトの評価値+135で互角。

この手順は、先手は2筋の歩を交換してから玉の周辺を整備する手に対して、後手は2筋を逆用するような駒組みで△3四銀から△2五歩と2筋を伸ばす狙いです。
先手は4八の銀が2筋の受けには使えないので、少し神経を使います。
以下、後手が△2五歩と伸ばしたときに▲2七歩と歩を打って受ける手もありそれでも互角のようですが、先手は飛車が使いづらいのでここでは反発する指し方もあるようです。
△2一飛以下▲3六歩△同歩▲2六飛で、ソフトの評価値+246で互角。

この手順は、▲3六歩と3筋の歩を突き捨ててから▲2六飛と飛車が浮く手です。
次に▲3六飛から▲3四歩が狙いです。
▲2六飛以下△3四銀▲3六飛△3五歩▲6五角△4三角▲同角成△同金▲3二角△3一飛▲4三角成△同銀▲3五飛で、ソフトの評価値+750で先手有利。
この手順は、△3四銀と後手は3筋を補強する手ですが、△3五歩の瞬間に▲6五角と打つのが気がつきにくいです。
以下、後手の形を崩してから▲3二角と打って角と金の交換ながらも▲3五飛と捌いてどうかという展開です。
後手は抑え込みを狙ったのですが、先手は一応飛車が活用できているのでまずまずかと思います。
後手の2筋の逆用への指し方が参考になった1局でした。