上図は、先後逆で横歩取りから△2七飛に▲2八飛と打った局面。ソフトの評価値-130で互角。
この展開は、先手が竹部スペシャルを使って横歩取りの△3三角に▲同飛成から▲7七角打とした手順です。
力戦形みたいな感じですが、ソフトの評価値は互角です。
後手としてはあまり見慣れていない形なので、時間の短い将棋だと正確に対応するのが大変です。
△2七飛に▲2八飛と打った手に△2六歩が浮かんだので指してみましたが、あまりよく分かっていませんでした。
△2六歩▲2二歩△同銀▲2三歩△同銀▲2七飛△同歩成▲3三角成△同金▲3一飛で、ソフトの評価値-178で互角。

この手順は、▲2二歩から▲2三歩は歩を多くもらって少しありがたい感じもしていましたが、▲3一飛と打たれると互角のようです。
△2六歩と打ったからこのような激しい変化になったので、おとなしく指すなら△2六歩では△2八同飛成がありました。
△2八同飛成▲同銀△5二玉で、ソフトの評価値-119で互角。

この手順は、平凡に飛車を交換してから△5二玉と中住まいにする手です。
居玉のままではなにかの時に1段目に飛車を下ろされて王手されることがありますが、2段玉だと少し直接の王手は少なくなり受けやすくなります。
私の感覚だと△5二玉でつい△2七歩と叩くような手を考えるのですが、▲3九銀と引かれれて大したことがありません。
平凡な△5二玉が少し形が変わると見えづらくなるのが、いくら短い時間での将棋とはいえあまり指しなれていない感じです。
△5二玉に▲2一飛なら△2二飛▲同飛成△同銀▲2三歩△同銀▲2一飛△2二角で、ソフトの評価値-439で後手有利。
この手順は、先手は▲2一飛と打って以下▲2三歩と叩いてから再度▲2一飛と打つ手ですが、△2二角とされると次に△1二銀で先手の飛車が死ぬ形なのでこれは少し無理筋です。
ある程度見慣れた局面だと形で指せることはありますが、見慣れない局面はつい色々なことを考えてあまり本筋の手を指せないことが多いです。
そのような意味もあって色々な戦形を指した方がいいかもしれません。
飛車が持ち駒にある場合は1段玉をさけるのが参考になった1局でした。