上図は、角換わりからの進展で▲6四歩の王手に△7二玉と引いた局面。ソフトの評価値-175で互角。
対局中は、少し先手が苦しいと思っていましたが互角だったのは意外でした。
先手玉がどの程度危ないか分かっていませんでしたが、先手玉は詰めろになっていました。
実戦は▲8三歩△同飛▲5一銀△6八金で、ソフトの評価値-99977で後手勝勢。

この手順は、敵陣ばかりみて自陣をあまり見ていないため△6八金と打たれて以下詰みが見えていませんでした。
△6八金以下▲同金△同歩成▲同玉△7七馬▲同玉△6五桂▲6八玉△6七銀▲同玉△8七飛成▲5八玉△5七龍▲4九玉△4八金まで。
この手順は△6七銀がうまい手で、▲同玉に△8七飛成とすれば6五の桂馬と協力して詰ませることができます。
なお△6七銀では△8八飛成でも以下詰みですが、7八の合い駒を読まないといけないので△6七銀の方が分かりやすいです。
また△7七馬に▲5八玉と逃げても△8八飛成▲4七玉△3八銀▲3六玉△4五銀▲同玉△4四馬▲3六玉△4五金▲2五玉△2六馬▲3四玉△4四馬▲2三玉△2二飛まで。
この手順は並べ詰みみたいなところはありますが、3段玉になっての△2二飛と打って詰みなので、読むときはしっかり読まないと入玉されることもありそうです。
▲8三歩では▲6三銀がありました。
▲6三銀△同銀▲同歩成△同金▲5五桂で、ソフトの評価値-156で互角。

この手順は▲6三銀と王手をかけて後手玉を薄くする手ですが、以下▲5五桂と打ってどうかという展開です。
▲5五桂は▲6三桂成△同玉▲5五桂以下の詰めろですが、後手の5四の銀をなくして先手が上部に少し逃げやすい形になっています。
今後は▲5五桂に△6八金としても▲同金△同歩成▲同玉△7七馬▲同玉△6五桂▲6六玉で不詰みです。
5四に銀がいれば△5五銀打のように王手することができますが、抑えの駒がいないと少し局面がかわってきます。
ここで後手の手番なので先手玉に迫りつつ詰めろをなくすような手もありそうですが、本譜よりははるかによかったです。
いずれにしろ対局時は自玉がどの程度あぶないかは、時間が短くても感覚的に分かるようにならないと厳しいようです。
自玉の危険度を意識するのが大事と分かった1局でした。