玉を下段に落とす寄せ

上図は、横歩取り青野流からの進展で△3五歩と打った変化手順です。ソフトの評価値-99976で後手勝勢。

変化手順の△3五歩と打った局面が即詰みだったのがよく分からなかったのでその検証です。https://shogiamateur.com/?p=32222&preview=true

△3五歩に▲4七玉は△3六金で分かりやすいので、▲3七玉とするか▲2六玉のどちらかです。

今回は▲3七玉の変化です。

△3五歩以下▲3七玉△4八龍で、ソフトの評価値-99980で後手勝勢。

この手順は、▲3七玉に△4八龍が厳しいです。

先手玉に迫るなら△4八龍しかありませんが、これで寄っています。

△4八龍に▲同玉なら△5九角があって、▲同玉なら△5八金で詰みなので▲3九玉と逃げますが△4八金▲同金△同角成▲同玉△8八龍▲3七玉△3六金まで詰みです。

この手順は、△5九角から△4八金として清算してから△8八龍の筋でぴったりです。

△4八龍以下▲同金△3六銀▲2八玉△3七金▲同金△同銀成▲同玉△5九角で、ソフトの評価値-99988で後手勝勢。

この手順は、△3六銀から△3七金が少し重たくて指しづらいです

△3七金に▲2九玉と下に落ちる手が気になりますが、△2八歩と叩く筋があるので詰みです。

よって△3七金には清算ますが、△5九角を角を離して打つ手があります。

△5九角で△4八角と打つと▲2八玉で不詰みです。

△5九角以下▲2八玉△8八龍▲3八歩△3七金▲1八玉△3八龍まで詰みです。

△5九角に▲4八銀は△同角成▲同玉△8八龍▲3九玉△3八金まで詰みです。

△4八龍からは並べ詰みですが、今後の実戦でも役に立ちそうな詰み筋です。

最初の局面の△3五歩に▲2六玉の変化はまた別の機会に書きます。

玉を下段に落とす寄せが参考になった1局でした。