並べ詰みをきっちり詰ます


上図は、横歩取り青野流からの進展で△3五歩と打った変化手順です。ソフトの評価値-99976で後手勝勢。

△3五歩に▲3七玉は△4八龍から即詰みでした。https://shogiamateur.com/?p=32228&preview=true

今回は△3五歩に▲2六玉の変化です。

△3五歩以下▲2六玉△1五角で、ソフトの評価値-99986で後手勝勢。

▲2六玉には△1五角が狙い筋です。

△1五角に▲同玉なら△1四歩▲2六玉△3六金▲1六玉△1五歩まで詰みです。

ただし、角は頭が丸い駒なので△1五角には▲1六玉と逃げる手があります。

△1五角以下▲1六玉△2五金▲同玉△2四歩で、ソフトの評価値-99990で後手勝勢。

この手順の▲1六玉には△2五金しかありませんが、▲同玉に△2四歩が継続手です。

△2四歩に▲1五玉なら△2五金まで詰みです。

△2四歩に▲3四玉か▲3五玉です。

△2四歩以下▲3四玉なら△3三金▲3五玉△2三桂▲3六玉△3五歩▲4七玉△5八龍まで詰みです。

この手順は、△3三金と上部を抑えてから△2三桂が継続手で、△3五歩から△5八龍まで詰みですが、何気ない△3五歩は少しうっかりしやすい手です。

△2四歩以下▲3五玉なら△2三桂▲4四玉△3三金▲4五玉△5四金▲3六玉△3五歩▲4七玉△5八龍まで詰みです。

どちらの手順も△3三金と△2三桂と打つのが寄せの形のようで、△3五歩から△5八龍でぴったりです。

並べ詰みみたいなところはありますが、中段玉は頭の中で詰みを読み切るのは結構難しいです。

特に角や桂馬は利きが金駒と違って特殊なので、頭の中でイメージしにくいです。

△1五角からの手順は短い時間の実戦で詰ませられるかはかなりあやしいですが、これらの詰みが指せるようになりたいです。

△1五角と打った局面では△2五金もありそうですが、▲同玉で不詰みのようです。

このようなところも将棋の怖いところで、先手玉を詰まさないと逆に先手から▲6一角のような手があって逆転するので、やはり終盤力は大事です。

並べ詰みをきっちり詰ますのが参考になった1局でした。