上図は、相掛かりからの進展で△2四歩と突いた局面。ソフトの評価値+518で先手有利。
駒割りは金金桂と角銀の交換でやや先手が駒得しています。
また5三の成銀と5四の桂馬も後手玉に迫っているので先手が少し指せているようです。
後手からは次に△3八馬のような手もありますが、▲同金でも▲同玉でもまだ先手玉に即詰みはありません。
実戦は△2四歩以下▲3五歩△2五歩▲2四歩だったのですが、そこで△5七桂で、ソフトの評価値-99970で後手勝勢。
この手順の▲3五歩はソフトの候補手になかった手ですが、▲3三金から清算して▲3四歩以下の詰めろになっています。
後手は△2五歩と詰めろを消した手に▲2四歩と▲2三金からの詰めろを狙ったのでですが、△5七桂と打たれると先手玉は長手数ながらも詰んでいたようです。
これはまた別の機会に書きます。
部分的には先手の手は筋だったのと思いますが、詰まされる展開ではまずかったです。
▲3五歩では▲4三成銀がありました。
▲4三成銀△同玉▲4四金△3二玉▲3三金打△同桂▲同金△2一玉▲2三歩で、ソフトの評価値+436で先手有利。

この手順は▲4三成銀と銀を捨ててから▲4四金とおさえる手です。
以下△3二玉に▲3三金打とやや強引なところはありますが、以下形を決め手から▲2三歩と詰めろをかけます。
後手にだいぶ駒を渡しましたが、これで先手玉が詰みなら負けという手順です。
詰んでもおかしくないほど後手に駒があり、先手玉が何となく詰みと分かれば△3八馬ですが、詰みかどうか分からないなら受けに回るのが自然です。
よって後手が受けに回った場合の展開を調べます。
▲2三歩以下△3一銀▲4二桂成△7二飛▲3一成桂△同玉▲3二銀で、ソフトの評価値+hhh

この手順は△3一銀と受けに回った手に▲4二桂成が継続手です。
▲4二桂成に△同銀は▲2二歩成で詰みなので、後手は▲4二桂成に後手は△7二飛と受けますが、銀を取ってから▲3二銀が盲点です。
▲3二銀以下△同飛▲同金△同玉▲5二飛で、ソフトの評価値+1356で先手優勢。
この手順は飛車を取って継続手があるかですが、▲5二飛の王手馬取りがあれば先手が指せそうです。
後で調べればなるほどという手が多いのですが、これを実戦でするのがかなり難しいです。
少しでも終盤が強くなりたいものです。
攻めの継続手が参考になった1局でした。