上図は、後手ゴキゲン中飛車に先手が▲3七銀から超速からの展開で後手が5筋の歩を交換して△5六同飛とした局面。ソフトの評価値+316で先手有利。
自分の場合はほとんど対振り飛車には持久戦模様を多くの指すのですが、対ゴキゲン中飛車だけは最近▲3七銀からの超速を採用しています。
対振り飛車に急戦をするとうまくいけば攻めが決まるというのもありますが、先手の玉の薄いところを際どくしのいで1手勝ちを目指す感覚をつかみたいというのが大きいです。
後手が△5六同飛とした場面ですが、ここで実戦不足の展開になりました。
実戦は△5六同飛以下▲2四歩△同角▲2二歩△3三桂▲2一歩成△3五歩で、ソフトの評価値+16で互角。

この手順は戦いが起きる前に▲2四歩と突き捨てる手で、△同歩と比較的おだやかに指す手もあったのですが△2四同角として▲2二歩と打つ展開です。
以下△3三桂に▲2一歩成としてと金ができますが、△3五歩と先手の桂頭を狙う展開です。
この手順は先手の失敗のようですが、先手の3七の桂馬は▲4五桂と跳ねて活用するのが本来の姿で、逆に後手から△3五歩と桂頭を狙われる展開になっています。
△3五歩には▲2六飛でソフトの評価値+101で互角のようですが、桂頭を守る▲2六飛は気分的にいまひとつの感じです。
早めに桂馬を跳ねれば桂頭を狙う展開にはなりません。
▲2四歩では▲4五桂がありました。ソフトの評価値+406で先手有利。

この手の▲4五桂は角取りの手ですが、後手の△3五歩のような桂頭を攻めてくる展開にはなりません。
4四に銀がいるので簡単に歩で取られる形にもなりません。
今見ても▲4五桂は自然な一手ですが、対局中はなぜか全く見えていませんでした。
原因はおそらく実戦不足もあるのですが、このような形の棋譜を並べていないのが大きいと思っています。
棋譜並べより棋譜をパソコンで見るのがほとんどですが、見るだけだとやはり見るだけなので自分で頭をほとんど使っていません。
棋譜並べをしても解説がないと自分で頭を使うことは少ないのですが、棋譜並べはやはり手の感覚があるので少しだけパソコンで見るよりは体になじんでいるような気がします。
理想的には棋譜並べをして実戦というのが一番いいと思いますが、いかんせん棋譜を並べるというのが意外と自分にとってハードルが高いです。
棋譜並べをするにはその戦型の専門書を買えば一番効率よく理解できると思いますが、将棋の本が必要以上に増えるのもどうかとも思っています。
どのようにして自分なりに理解するかが課題かなと思っています。
▲4五桂で先手有利となっており、実戦よりはよかったようです。
自然に手が伸びる感覚が参考になった1局でした。