上図は、令和元年以前の対局から、先後逆で相穴熊からの進展で先手が▲4一銀とした局面。ソフトの評価値-892で後手優勢。
対局中は、この手で逆転されたのかと思っていたのですが、後から評価値を見るとまだだいぶ後手が優勢なのが驚きました。
このあたりは、形勢判断があまりうまく出来てなかったです。
本譜は△3一金▲3二銀打で、ソフトの評価値-810で後手有利。

△3一金と引いた手は自然な手だと思っていたのですが、▲3二銀打で先手が喰いついた形になりました。
ここからは駒の打ち換えがあって、部分的な手の流れは覚えているのですが、なぜか手順が思い出せませんでした。
手順が思い出せないということは、終盤で時間がないので仕方がないとはいえ、あまり余裕を持って対局できないない感じです。
△3一金では△4二金があったようです。
△4二金▲3二銀打△3七歩成▲同桂△3五飛で、ソフトの評価値-760で後手有利。

△4二金は▲3二銀打に取られない形で逃げた手です。
▲3二銀打に△3七歩成を利かせてから、△3五飛と中段飛車で受ける形です。
△3七歩成を入れたのは、将来△3八歩と攻める手や△3一歩と守る手を用意した手です。
また△3七歩成を入れておかないと、先手玉が全く見えない感じです。
△3五飛も攻防の1手で、実戦的にはまだ大変ですが、手の流れからでは、先手が勝ってもおかしくない感じです。
△3五飛以下、▲3三歩△3一歩▲4五金△3二歩▲3五金△3三角で、ソフトの評価値-850で後手優勢。
何とか後手が残しているように思えますが、やはり穴熊は喰いつかれたら振りほどくのが大変です。
中段飛車で受ける△3五飛が参考になった1局でした。