上図は、令和元年以前の対局から、先後逆で横歩取り青野流からの進展で、先手が▲3六歩と突いた局面。ソフトの評価値+29で互角。
横歩取りの後手をもって指すのは、先手が横歩を取ったときしか指せませんのでやや実戦不足なところがありますが、特に青野流の後手を持つのは、なかなか機会がありませんでした。
横歩取り青野流の先手を持って指すのは比較的多く、同じような手でやられていたので、それを後手をもって採用しようかと思っていました。
しかし、先手と後手が逆だと、感覚が全く違っていました。
本譜は△7二銀▲3七桂で、ソフトの評価値+61で互角。

対局中は、どこかで△2六歩と垂らして先手の指し手を見て手を決めようと思っていたのですが、△7二銀に▲3七桂と跳ねてもう△2六歩は間に合わないと思いました。
▲3七桂に△2六歩と垂らしても▲4五桂で後手が危険すぎる形で、△2七歩成の手が回ってこないように思えます。
このあたりは、実際に後手のこの形で指さないと感覚がつかめていません。
私がイメージしていたのは、▲3六歩に△2六歩と垂らす手でした。ソフトの評価値+59で互角。

この形の先手で以下▲3八金と指す形が多かったのですが、先手の進行がやや不満だったので、この機会に試したかったのですが、手順前後で当てが外れました。
△2六歩と垂らすのは、先手の2九の桂馬がいるときにするべきでした。
もちろん▲3七桂で形勢は互角ですが、試したい手が出来なくなってやや不本意な進行となりました。
やはり実戦で失敗して、原因を調べてまた実戦で試してみるというのが頭に入りやすいです。
序盤の理解不足で当てが外れた1局でした。