角を引いて攻めに使う

上図は、相居飛車からの進展で△7二飛とした局面。ソフトの評価値+93で互角。

後手の雁木に先手が急戦を仕掛けた形で、先手が▲7四歩と伸ばした手に△7二飛と飛車を7筋に回ってきました。

先手の角頭を狙う手ですが、先手がどのように対応するかという形です。

実戦は▲5九角△7四飛▲7七歩△7三桂で、ソフトの評価値-27で互角。

この手順は▲5九角と角を先に逃げて△7四歩に▲7七歩と受ける形です。

対局中はこれが自然かと思っていたのですが、△7三桂と跳ねた局面は互角ながらも後手に少し傾いているのは意外でした。

▲5九角とした手があまりよくなかったようで、この角の使い方がよくなかったようです。

▲5九角とすると▲3七角とか▲4八角という使い方になるのですが、どちらも使いづらようです。

▲3七角とする形は3六の飛車と近すぎて接近戦に弱いので、相手の金駒に狙われやすいです。

大駒の可動域が狭くて動きづらいためよくないようです。

また▲4八角とした形は、後手の7五とか8四の地点を見るだけで相手玉や相手の守り駒を攻めるという形になりづらいのでこれも働きがよくないようです。

▲5九角が悪いというのは、以前自分が似たような局面でよくないと一度調べたような気もしましたが、思い出せませんでした。

忘れているということは身についていないということなので、もう一度調べる必要があります。

▲5九角では▲6八角がありました。

▲6八角△7四飛▲7七歩△7三桂▲5六歩で、ソフトの評価値+60で互角。

この形は▲6八角~▲5六歩と突く形で、先手の角は3五とか2四の地点の攻めに活用します。

先手の飛車と角が反対の位置にあるのが使いやすく、これが自然なようです。

ちなみに自分は振り飛車を指すということは現時点ではほとんどないのですが、序盤で飛車と角が接近する駒組みの振り飛車はどうも自分の感覚では使いにくく、居飛車側が急戦で来られても持久戦でこられても全く自分は振り飛車で指せるという感覚になりません。

やはり飛車と角が接近する形は、捌きができる人でないと駒が渋滞して抑え込まれそうです。

その点、本局の変化手順の飛車と角が反対側の位置ならあまりそのような心配はありません。

相居飛車でも対抗形でも居飛車側の飛車と角は反対側にあるのが多いので、やはりこの形が落ち着きます。

▲5六歩に△5二金なら▲9六歩△9四歩▲3七桂△8四飛▲2四歩△同歩▲3五銀△6二玉▲2四銀で、ソフトの評価値+410で先手有利。

この手順は、後手は△9四歩とか△8四飛はソフトの候補手にない手であまりよくないのですが、先手は▲3七桂~▲2四歩~▲3五銀~▲2四銀で攻めの金駒を相手の金駒にぶつける形でこれで先手が少し指せているようです。

▲5六歩に△5二金なら▲9六歩△4二玉▲3七桂△3一角▲2四歩△同金▲同角△同歩▲1五銀△2七角▲2六飛△3八角成▲2二歩で、ソフトの評価値+166で互角。

この手順は後手は△4二玉とする手で、先手の攻め駒に近づく受けなので力強いです。

先手は▲3七桂~▲2四歩と攻める手で、△同金に▲同角~▲1五銀が興味深いです。

後手の守りの金と角の交換なので、先手もそんなに悪い条件ではなくいい勝負のようです。

やはり先手の角は6八に引いて攻めに使うのがよかったようです。

角を引いて攻めに使うのが参考になった1局でした。

桂馬と角を使って攻める

上図は、角換わり腰掛銀からの進展で△4四銀と5五の銀が引いた局面。ソフトの評価値+600で先手有利。

対局中は成銀を作って悪くないはずと思っていましたが、ここからの具体的な指し手が分からず全く考えがまとまりませんでした。

しかしこの局面は先手有利だったのは全く気がつきませんでした。

先手の7四の成銀と2九の飛車の位置関係で、いつでも△9二角のような手があるのが気になって▲7五成銀と引いたのですがこれがよくなかったようです。

実戦は▲7五成銀△4七銀▲3七金△5八銀成で、ソフトの評価値-87で互角。

この▲7五成銀は特に狙いがありませんので、ほとんと手待ちみたいな手です。

後手は△4七銀と打ってきて▲同金なら△3八角がありますので▲3七金としましたが、次の△5八銀成を軽視していました。

△5八銀成は金駒と交換を目指す手ではないのでうっかりしやすいのですが、次に△5七成銀とするのが意外と厳しいようです。

△5七成銀~△5六角のような筋で、△8五桂と跳ねると銀取りにもなるので後手の攻めが手厚くなります。

このような展開になると▲7五成銀とした手が全く活きません。

△8五桂とすれば▲同成銀と銀と桂馬の交換をすることはできますが、△同歩と取った形がまた△8六歩で後手は飛車も活用できそうなので先手が面白くありません。

△5八銀成には▲6八金とするか▲6八銀とするかで△5七成銀を防ぐ手だったようですが。▲9五歩としたため以下△5七成銀で、ソフトの評価値-382で後手有利。

先手はこの数手で評価値が約1000ほどマイナスになりましたので、手の流れとしてはだめなようです。

▲7五成銀では▲7三成銀がありました。

▲7三成銀△同歩▲5六桂で、ソフトの評価値+523で先手有利。

この手順は▲7三成銀と銀と桂馬の交換をする手ですが、△同歩に▲5六桂と銀取りに打つのが盲点です。

4四の銀が浮いているので▲5六桂は目につくのですが、その後の展開が気になります。

▲5六桂に△4五銀なら▲4四桂△2二玉▲5二桂成で、ソフトの評価値+950で先手優勢。

この手順はうまくいきすぎですが、△4五銀には▲4四桂が王手金取りなのでこれは先手優勢です。

▲5六桂に△5五銀なら▲4四角で、ソフトの評価値+736で先手有利。

この手順の△5五銀に持ち駒に桂馬があれば▲4四桂打は目につきやすいのですが、▲4四角は大駒なので見えにくいです。

▲4四角は▲5五角や▲1一角成の狙いのほかに▲5三桂成のような手もあるので、角の働きとしては抜群です。

▲4四角に△同銀なら▲同桂△4二玉▲5二桂成△同玉▲4四銀△4一桂▲2二歩で、ソフトの評価値+973で先手優勢。

この手順は△4四同銀に▲同桂の王手金取りに△4二玉▲5二桂成△同玉の展開で、▲4四銀に△4一桂がしぶとい受けですが、▲2二歩で攻めが繋がりそうです。

▲4四角に△2二角なら▲5三桂成△4四角▲同桂△同角▲5二成桂で、ソフトの評価値+935で先手優勢。

この手順は△2二角の受けには▲5三桂成とする手があり、△4四角▲同桂△同角で4四の地点はさっぱりしますが、▲5二成桂と金を取る手があり先手が指せるようです。

▲4四角に△5六銀なら▲同歩△3三銀▲5三桂成△4四銀▲5二成桂△6四桂▲7二銀△8二飛▲8三金で、ソフトの評価値+762で先手有利。

この手順は△5六銀~△3三銀は強い受けですが、▲5三桂成~▲5二成桂と桂馬を成りこんで攻めます。

先手の攻めが少し細いようでも、△6四桂には▲7二銀~▲8三金で飛車を取る狙いで先手が指せているようです。

3筋~5筋だけを見るのでなく、7筋~8筋も広く見る必要があるようです。

桂馬と角を使って攻めるのが参考になった1局でした。

攻めが継続できるようにする

上図は、先後逆で相居飛車からの進展で▲6八同玉とと金を取った局面。ソフトの評価値+140で互角。

駒割りは飛桂と金銀の交換でいい勝負のようです。

後手がややぎりぎりの攻めを継続している展開ですが、次に▲4五歩と銀を取る手があるので後手は忙しいです。

後手は攻め駒が少なく、一旦攻めが止まると先手は立て直すことができるので、なんとか後手は攻めを継続しなければいけません。

実戦は△4八銀▲4七金△5七金▲同金△同銀成▲同玉△4六角▲同馬で、ソフトの評価値+626で先手有利。

この手順は△4八銀と引っかける手で、▲4七金△5七金と金を1枚捨てる展開です。

対局中は1枚金駒を失うのは分かっていましたが、相手玉も薄くなるので何かいい手がないかという気持ちがありました。

王手飛車の筋がないかとか何かの両取りの筋がないかなどですが、そのような筋はなかったので後手の指し方は少し無理筋だったようです。

後手は攻め駒が盤上からなくなってさっぱりしたので、もう少し粘りのある指し方が必要だったようです。

△4八銀では△7六銀がありました。

△7六銀に▲7八銀なら7七歩▲同桂△8七歩成▲同銀△6七歩で、ソフトの評価値-493で後手有利。

この手順は△7六銀と攻め駒を増やす手で、先手の上部脱出を防ぐ手でもあります。

△7六銀に▲7八銀は普通の手のように見えますが、この場合はあまりよくなかったようです。

数の攻めには数の受けというのがあるのですが、これもケースバイケースのようです。

▲7八銀の受けには△7七歩▲同桂と利かせてから△8七歩成~△6七歩成がありました。

△6七歩もぎりぎりの攻めなので、これで攻めが継続しているかが気になります。

△6七歩に▲同金なら△4六角▲同馬△6七銀成▲同玉△4六銀で、ソフトの評価値-1280で後手優勢。

この手順は▲6七同金とさせることで△4六角と角を活用することできます。

先手の馬と交換する形で、先手の守りの金を銀と交換した形で先手玉がだいぶ薄くなりました。

△4六銀と出た形は次に△5八角▲同玉△5七金▲4九玉△4八金打のような狙いがあり、後手が指せているようです。

△6七歩に▲7八玉なら△6八金▲8八玉△6九金▲7六銀△6八歩成▲8七玉△8九飛▲8八歩△9九飛成で、ソフトの評価値-145で互角。

この手順は△6七歩に▲7八玉なら△6八金で飛車が取れる形なので、先手は全然だめな感じがしたのですが、ソフトは△6七歩にはこの展開を推奨していました。

自分はつい飛車が取れる形になれば、なんとかなるかもしれないなどと考えがちですが、ソフトはもう少し先のことを考えての読みのようです。

先手は飛車を取らせても上部脱出を図るような指し方です。

もう一つ興味があるのは、△6九金では△8七銀成と銀を取ってから△6九金かと思ったのですが、銀を取らせる間にと金を作って1手早く飛車を下して攻める形です。

この指し方はなかなかまねができないですが、このような感覚もあるというのは参考になります。

△7六銀に▲5八玉なら△8七歩成▲4五歩△7八とで、ソフトの評価値+549で先手有利。

この手順は▲5八玉と早逃げする手で、ソフトは△7六銀にはこの展開を推奨していました。

▲5八玉の早逃げで△6七歩のような手は王手でないのでぬるい手になります。

後手は△8七歩成とと金を作りましたが、▲4五歩で銀を取るのと同時に先手は馬が自陣に利いてきました。

△7八とで飛車取りですが、後手は銀1枚の攻め駒が取られたのは痛いですが、先手玉の上部脱出を防いだのと△7八とで飛車取りでと金が働くかどうかという形です。

△7八と以下▲3九飛△5七角成▲同玉△6七銀成▲4六玉△3五金▲3七玉で、ソフトの評価値+740で先手有利。

この手順は後手は駒損承知で△5七角成▲同玉△6七銀成の展開で、やや攻めが細いですが先手玉も薄いので後手ももう少し頑張れそうです。

攻めが継続できるようにするのが参考になった1局でした。

銀冠の寄せ方

上図は、居飛車対振り飛車の対抗形からの進展で△5八ととした局面。ソフトの評価値+1518で先手優勢。

後手が4八のと金を△5八ととした展開で、ここで先手がどのように攻めるかという形です。

後手の銀冠は堅いのですが、8一の桂馬が△7三桂と跳ねている形は玉の下が開いているので先手は攻め方が増えてきます。

先手は飛車と角と銀と歩を使ってうまく攻めたいです。

実戦は▲9五歩△同歩▲9二歩△同銀▲9三歩△8三銀に変化手順で▲8一銀で、ソフトの評価値+1238で先手優勢。

この手順は▲9五歩から攻める手で、後手は歩切れなので手抜きしにくいかと思っていました。

▲9五歩△同歩▲9二歩に△同香なら▲9一角△9三玉▲8一飛成で、ソフトの評価値+50000で先手勝勢。

この手順は▲9二歩に△同香なら▲9一角と下から角を打つ手がありました。

▲9一角では▲9一銀も目につきますが、後手玉が狭い形では角より銀の方が使いやすく、銀は前に利く駒なので使い道が広くなります。

▲8一飛成は次に▲9五香△9四歩▲8二銀以下の詰めろです。

▲8一飛成に△8二角なら▲同角成△同金▲7一角で、ソフトの評価値+50000で先手勝勢。

この手順は角交換をしてから▲7一角で後手玉は受けがありません。

▲8一飛成に△8二桂なら▲9四歩△同玉▲9五香△同玉▲9二龍△同銀▲9六香まで詰みです。

この手順は▲9四歩に△同銀なら▲7二龍と金を取られて後手玉は受けがありません。

よって△9四同玉としたのですが、▲9五香~▲9二龍が決め手で、香車が入れば▲9六香で詰みです。

後手玉が端にいて接近戦の場合は、香車を支える駒と香車があれば詰みというケースもあり、香車は寄せに役立つ駒です。

実戦は▲9二歩△同銀▲9三歩としましたが△同銀なら▲9二歩の予定で、△同玉なら▲8一銀、△同香なら▲9一角△8三玉▲8一飛成のような感じです。

よって▲9三歩に△8三銀としましたが、▲8一銀がありました。

▲8一銀に△7一金なら▲5四銀△同金▲9二歩成△同香▲同銀成△同銀▲9一角△7二玉▲7三角成△同玉▲7一飛成で、ソフトの評価値+99980で先手勝勢。

この手順は少し難しいですが、△7一金には▲5四銀と捨てる手があり、△同金に▲9二歩成~▲9一角の筋がありました。

▲9一角に△同玉は▲7一飛成の一間龍の筋です。

よって▲9一角に△7二玉としましたが、▲7三角成△同玉▲7一飛成で以下長手数ですが即詰みのようです。

▲7一飛成以下△7二桂▲8五桂打△同歩▲同桂△6三玉▲6二金△5三玉▲5一龍△4四玉▲4二龍△3五玉▲4六龍△2五玉▲2七香△1五玉▲2六龍△1四玉▲1五歩△同飛成▲2三龍まで詰みです。

この寄せは難易度が高いですが、実戦で詰ませたら気持ちがいいです。

最初の局面図から▲9五歩に△7一桂の場合を調べてみます。

▲9五歩△7一桂▲9四歩△同香▲同香△同銀▲4二飛成△8三銀▲9三角で、ソフトの評価値+50000で先手勝勢。

この手順は△7一桂と打って先手の飛車の利きを止めてきました。

この手には▲9四歩と取り込み、以下△同香から香車の交換になります。

△同銀に▲4二飛成が何気に厳しい手で、△6九となら▲9一角△同玉▲7二龍の寄せがあります。

よって△8三銀と引いて受けて7二の金にひもをつけたのですが、▲9三角がありました。

▲9三角はなかなか見えづらい手ですが、香車がいないとこのような手が生じます。

▲9三角に△同玉なら▲9四歩があります。

▲9四歩に△同銀なら▲7二龍で寄り筋です。

よって▲9四歩に△同玉としますが▲9五銀が強烈で、△同玉なら▲9六香まで詰みです。

▲9五銀に△9三玉なら▲7二龍があり、△同銀なら▲9四香△8二玉▲9三金△8一玉▲9二金まで詰みです。

そのような意味で最初の局面図で▲9五歩は悪くはないと思っていましたが、ソフトは▲6一銀を推奨していました。

この手についてはまた別の機会に調べてみたいと思います。

銀冠の寄せ方が参考になった1局でした。

上部を抑えてから寄せにいく

上図は、居飛車対振り飛車の対抗形からの進展で△8八角と打った局面。ソフトの評価値+2328で先手勝勢。

△8八角は△7七金からの詰めろですので、先手は王手をするか受けるかのどちらかになります。

対局中は先手にうまい手がありそうな気がしましたが読み切れず、甘い手を指しました。

実戦は▲8二銀不成△9四玉で、ソフトの評価値-454で後手有利。

この手順は▲8二銀不成とする手ですが、△同玉に▲8一金でどうかと考えていました。

読み筋は▲8二銀不成△同玉▲8一金△同玉▲5四馬△9二玉▲6五馬で、ソフトの評価値-72で互角。

この展開は銀と金を捨ててから▲5四馬~▲6五馬と詰めろを受ける手で、金駒2枚捨てるのはもったいないと思っていました。

この手順もあまり冴えない手で、泥仕合になるような展開です。

▲8一金が見えていたのなら別の手段がありました。

▲8二銀不成に△同玉なら▲8一金△同玉▲6一飛△9二玉▲9三歩△同玉▲9一飛成△7二銀▲9五香△9四歩▲7一馬△8三玉▲8二馬まで詰みです。

この手順は▲8一金に△同玉なら▲6一飛~▲9三歩の筋がありました。

詰将棋などの寄せで出てきそうな形だったのですが、これは気がついていませんでした。

そのような意味で▲8二銀不成に△9四玉は正着だったようで、これで互角になったようです。

下から玉を追う筋は上部に逃げられると寄せにくい形になりやすいです。

▲8二銀不成では▲9五香がありました。

▲9五香△9四歩▲8二銀不成で、ソフトの評価値+99986で先手勝勢。

この手順は▲9五香と走る手で、数手間にに9筋の突き捨てをいかした手ですが、これで後手の上部脱出を防ぐことができます。

これだけでも先手とすれば安心材料で、そのタイミングで▲8二銀不成がありました。

▲8二銀不成以下△同玉▲8一金△同玉▲6一飛△9二玉▲9三歩△同玉▲9一飛成△7二銀▲7一馬△8三玉▲8二馬まで詰みです。

この手順も▲8一金がうまい手で、▲8一金に△9二玉と逃げても▲9三歩があります。

▲9三歩に△同玉なら▲7一馬△9二玉▲8二馬まで詰みです。

▲9三歩に△8一玉なら▲6一飛△8二玉▲7一馬まで詰みです。

これらの手順より▲8一金~▲6一飛の筋が見えたら意外とやさしかったようです。

なお、最初の局面図より▲9五香には△9四歩でなく、△9四銀の移動合いが複雑になります。

▲9五香以下△9四銀▲同香△同玉▲9五歩△同玉▲9六歩△同玉▲8七銀△同玉▲7八金で、ソフトの評価値+2865で先手勝勢。

この手順は銀を取ってから▲9五歩~▲9六歩と自玉に近づけてから▲8七銀~▲7八金が決め手になります。

▲7八金に△9六玉とすれば即詰みはありませんが、▲8八金が詰めろ逃れの詰めろで、ソフトの評価値+2401で先手勝勢。

▲7八金に△9八玉なら▲8八金△同玉▲7八飛△8七玉▲8九飛△9六玉▲8七角△9五玉▲9九飛まで詰みです。

この手順は後手に入玉されますが、大駒4枚の力で後手玉を詰ますことができるようです。

▲8八金以下はどう逃げても後手玉は寄っているようです。

上部を抑えてから寄せにいくのが参考になった1局でした。

ゆっくりした手の後に厳しい手を指す

上図は、先後逆で相居飛車からの進展で▲7七同銀と桂馬を取った局面。ソフトの評価値-586で後手有利。

7七の地点で銀と桂馬の交換になって後手が少し駒得しました。

評価値は少し後手がいいようですが、先手陣は結構しっかりしているのでここからの後手の手の作り方が難しいと思っていました。

最初は△4五銀とする手も浮かびましたが、▲3七桂とされた後の展開が分かりませんでしたので直ぐにやめました。

次に△5八銀が浮かびましたが以下△5八銀▲4六角△8一飛▲5七金△8八歩▲同玉△4五銀▲7三角成△6九銀不成▲6八金で、その後の手が難しいと思いました。

それなりに考えて△5八銀は難しいと思ったのですが、他の手が全く浮かばなかったので成算が持てずに△5八銀を選択しました。

実戦は△5八銀▲4六角△8一飛▲5七金△8八歩▲同玉△4五銀▲7三角成△6九銀不成▲6八金で、ソフトの評価値+459で先手有利。

この手順は全く読み筋と同じ展開で、このような中盤戦で全く読み筋が合うというのは珍しいです。

▲6八金と寄られれば後手から有効な手が浮かばなかったのでこのように指されたら嫌だなと思っていましたが、どこかで進行中に思わぬ自分からいい手がでるかなどとあわよくばの期待していました。

一言で言えば、読み筋でうまくないと思ったら嫌でも別の手を選択すればよかったのですが、それができないのがまずいようです。

自分から形勢の悪い方に指し手を向けているので、手の流れや気持ちの持ち方がよくありません

△5八銀と打った銀の活用が難しく、▲6八金とされると取られる可能性が高いので攻めとしては短調で失敗です。

△5八銀では△4五銀がありました。

△4五銀に▲3七桂なら△6六歩で、ソフトの評価値-516で後手有利。

この手順は△4五銀とすれば▲4六角を防いでいるのは分かっていたのですが、▲3七桂に△6六歩が分かっていませんでした。

△4五銀はゆっくりした手ですが、△6六歩は一転厳しい手です。

▲4五桂と銀を取った形が次に▲3三桂成と角を取る筋が残るので、△5四銀と引く手しか浮かびませんでした。

▲3七桂以下△5四銀▲4六角△8一飛▲7三角成△7五歩で、ソフトの評価値-341で後手有利。

この手順は▲3七桂に△5四銀と引くことで戦いがゆっくりすることになりますが、▲7三角成△7五歩と突いて後手も指せていたようです。

△4五銀と出て▲3七桂に△5四銀と引く手の流れが何となく違和感があって、この手も選択できませんでした。

ソフトは▲3七桂に△6六歩という厳しい手ですが、その後の展開が気になります。

△6六歩に▲同金なら△同角▲同銀△6七歩▲5七角△6八金で、ソフトの評価値-620で後手有利。

この手順は▲6六同金には△6六同角~△6七歩がありました。

先手は▲4五桂とする手順がなかなか回ってこなくなり、▲4五桂と跳ねても3三に角がいない状態だと少し手が甘くなります。

また△4五銀がいるため▲4六角と出ても△同銀とされます。

△6六歩に▲同銀なら△5八銀▲5七金△6六角▲同金△6五歩▲同金△6七銀打で、ソフトの評価値-619で後手有利。

この手順は△5八銀が鋭く▲5七金の催促には△6六角~△6五歩が盲点です。

先手の6六の金の位置を変えてから△6七銀打が厳しいです。

なお▲5七金ではソフトは▲8八玉を推奨していましたが、間接的に後手の角のラインに入るのでぱっと見では選択しにくいです。

△4五銀に▲5五桂なら△5八銀で、ソフトの評価値-716で後手有利。

この手順は▲5五桂として攻めと同時に後手の角のラインを止めてきましたが、ここで△5八銀がありました。

後手は4五に銀がいるため▲4六角と出られません。

また△5八銀に▲5七金なら△6七歩があります。

△5八銀に▲6六金なら△6五歩▲同金△5四銀上▲同金△6七歩▲5七角△5四歩で、ソフトの評価値-1297で後手優勢。

この手順は▲6六金なら△6五歩▲同金△5四銀上がうまいです。

やはり先手の守りの金を薄くするのが急所のようです。

ゆっくりした手の後に厳しい手を指すのが参考になった1局でした。

駒があたらないように受ける

上図は、後手角交換振り飛車の進展で△6六銀と打った局面。ソフトの評価値+49で互角。

駒割りは角と銀の交換ですが、後手が6五の位をいかして△6六銀と打った形は先手にとっても結構嫌な形です。

受け損なったらつぶされそうな感じの局面で、こういうところを正確に凌げるかどうかで形勢が大きく変わってきます。

受けに回る展開というのはあまり好きではありませんが、強くなるにはどうしても受けの技術も向上させないとなかなか伸びないです。

このような局面で受けのセンスが出るのですが、実戦はあまりよくなかったようです。

実戦は▲4六角△7七銀成▲同玉で以下変化手順で△6六銀で、ソフトの評価値-657で後手有利。

この手は▲4六角として角を逃げていつでも▲7三角成の筋を残したのですが、△7七銀成~△6六銀という手がありました。

△6六銀と打たれた形は先手は7七にいた金がいなくなっており、先手玉が薄いという印象です。

△6六銀に玉が逃げるのは△7七金から金駒を1枚多く取られますので▲6六同銀としますが△6六同歩で、ソフトの評価値-843で後手優勢。

この手順は▲6六同銀とすると△6六同歩で、先手は玉の守りが薄すぎて強い戦いができません。

△6六同歩以下▲6八歩なら△7五歩という感じです。

先手は守り駒がどんどん薄くなって先手玉だけ終盤という展開で先手失敗です。

▲4六角では▲6六同銀がありました。

▲6六同銀△同歩▲5二成桂で、ソフトの評価値+56で互角。

この手順は▲6六同銀とする手で、△6六同歩が駒にあたっていませんのでここで先手の手番になります。

後手の働いている駒は飛車なので▲5二成桂と成桂を活用する手がありました。

先手はただ受けるだけでなく、反撃含みで指す感覚だったようです。

指されてみればなるほどという手で、こういう手が見えるかどうかで全く展開が違ってくるようです。

▲5二成桂以下△6三飛▲5四銀△6四飛▲5三銀不成△5四飛▲6五角△5三飛▲同成桂△6四銀▲2一角成△6五桂▲同馬△同銀▲6一飛で、ソフトの評価値+97で互角。

この手順は△6三飛と逃げた手には▲5四銀と飛車を責める手があったようです。

後手の飛車は受け駒であると同時に攻め駒なので、この駒に先手はアタックする感覚のようです。

金駒で相手の飛車を責める手で、▲5四銀~▲5三銀不成ともたれるように指します。

△5四飛には▲6五角が急所のようで、後手からの△6五桂を防ぎつつ飛車取りです。

後手は△5三飛~△6四銀で厚みで勝負する手で、▲2一角成に△6五桂と打ちますが▲同馬~▲6一飛でいい勝負のようです。

確かにこのような手順なら実戦からの変化手順よりはるかにいいです。

この展開はいくつかのポイントがあって、△6六同歩が先手の駒にあたらない、▲5二成桂と後手の攻め駒である飛車を責める、飛車を責めるときは金駒を使って厚みを作る、△6五桂とされると▲同馬と△同銀とされるが7七の金は取られないようにするなどです。

微妙なところでバランスをとって指せば。それなりにいい勝負になっていたようです。

駒があたらないように受けるのが参考になった1局でした。

玉頭銀の受け方

上図は、後手ゴキゲン中飛車からの進展で△8四桂と打った局面。ソフトの評価値+180で互角。

後手の△6五銀~△8四桂は先手の玉頭から直接攻める狙いで、7筋とか9筋での戦いは先手玉は薄いので受け方で神経を使います。

対局中は先手は角が使えていないので角を活用したいと思い▲9七角としましたが、これがあまりよくなかったようです。

実戦は▲9七角△同角成▲同香で、ソフトの評価値-140だったのですが、変化手順で△同角成で△3三角で、ソフトの評価値-293で互角。

この手順の▲9七角に△同角成▲同香の形は、9八に空間があいてあまり先手はいい形ではなかったようです。

△9七同角成も有力な手だったようですが、△3三角がありました。

角交換を拒否して次に△9九角成がありますので、先手は受けることになります。

△3三角に▲7七銀なら△9五歩▲3四銀△5五角▲8六角△9六歩▲9四歩△7四銀で、ソフトの評価値-385で後手有利。

この手順は▲7七銀は手堅いのですが△9五歩が継続手で、▲9七角と角交換を拒否した形をいかしています。

先手は▲3四銀と出ても△5五角とかわせば、△3七角成の筋も残って後手が少し指しやすそうです。

今改めて最初の局面図を見ると、先手の角より後手の角のほうが働いていないので△3三角と角を活用させるのは先手が少し損だったようです。

▲9七角では▲5六銀がありました。ソフトの評価値+128で互角。

この手の▲5六銀ですが、攻めにも受けにもあまり働いていない銀の活用の手です。

▲5六銀に△7六銀なら▲同桂△同桂▲6六角で、ソフトの評価値+639で先手有利。

この手順は△7六銀は勢いはいいのですが、▲同桂~▲6六角でさっぱりした形になってこれは先手がいいです。

▲5六銀に△同銀なら▲同歩△6五銀で、ソフトの評価値+240で互角。

この手順の▲5六銀に銀交換をしてから△6五銀と打つのが気になります。

後手の攻めはやや単調な気もしますが、後手は飛車を活用するためには△5六飛の形を作らないと攻めに迫力がないので△6五銀と打ちます。

△6五銀に▲6六銀なら△同銀▲同歩△6四角▲5五銀△4二角▲6五歩で、ソフトの評価値+109で互角。

この手順は▲6六銀に△5六銀としたくなりますが▲5二歩があり、△同飛なら▲4一銀△同金なら▲5六桂があります。

よって▲6六銀に△同銀としますが▲同歩と進みます。

6八の桂馬が5六と7六の地点の両方に利いているので、意外としっかりしているようです。

△6五銀に▲8五銀なら△1五歩▲同歩△9三桂▲8四銀△同歩▲7七桂△7四銀▲1四歩△8五桂▲同桂△同銀▲1三歩成で、ソフトの評価値+229で互角。

この手順は▲8五銀と桂頭に銀の受けですが、あまり形がよくないので少し指しにくいです。

後手は1筋の歩を突き捨ててから△9三桂と守りの桂馬を攻めに使う手で、▲8四銀と桂馬を取ります。

以下▲1四歩~▲1三歩成とする展開でいい勝負のようです。

なお△1五歩の突き捨てをせずに△9三桂は▲9四銀△7六桂▲同桂△同銀▲7七歩△6五銀▲7九角で、ソフトの評価値+292で互角。

この手順は△9三桂に▲8四銀か▲9四銀か迷いますが▲9四銀として、△7六桂には桂馬の交換をしてから▲7七歩~▲7九角と角を引いて使うのが粘りのある指し方のようです。

なかなか▲7九角と引くというイメージになりにくいので、このあたりは柔軟に考えた方がいいようです。

やはり最初の局面からの指し手は結構難しいようです。

玉頭銀の受け方が参考になった1局でした。

桂頭からのと金攻めに対する受け方

上図は、居飛車対振り飛車の対抗形からの進展で△1五香と歩を取った局面。ソフトの評価値+124で互角。

後手が1筋に歩を突き捨ててから3筋の歩を突き捨てて△1五香と走ってきました。

対局中はひょっとしたらこの筋はあるかと思っていましたが、実際に指されてみると意外と対応が難しかったです。

▲同香なら先に香車を得するのですが、△3六歩と打たれたときの対応の考えがまとまりませんでした。

実戦は△1五香以下▲同香△3六歩▲4五桂△同飛▲4六銀△3七歩成▲4五銀△2八と▲4一飛で、ソフトの評価値+380で先手有利。

この手順は△3六歩▲4五桂が銀取りで気持ちがいいので、これで勝負するしかないかと思っていました。

△同飛に▲4六銀に△3七歩成で以下飛車の取り合いになり、桂馬と香車の交換で4五の銀がやや中途半端な位置にありますが、△2八とでと金が先手の囲いから遠ざかったので少し先手がよくなったようです。

▲4一飛と飛車を先着できたもの大きいです。

確かにこのような展開になれば先手がよさそうですが、この手順の△4五同飛では△3七歩成があったようです。

▲4五桂に△同飛でなく△3七歩成で以下▲3三桂成で、ソフトの評価値-180で互角。

この手順は先手の2九の桂馬が▲3三桂成と銀を取る形です。

手の流れから言えば先手は理想的な桂馬の働きで気持ちがいいのですが、形勢は互角のようです。

▲3三桂成に△同桂なら▲1八飛△4七飛成▲1一香成△4九龍▲7九銀△4七と▲6八銀△6九角▲9九香で、ソフトの評価値-402で後手有利。

この手順は△3三同桂が次に△2八との飛車取りになっていますので先手は▲1八飛としましたが、△4七飛成と成りこみます。

この瞬間は銀香と桂馬の交換で先手が大きく駒得していますが、後手が先に飛車を成ったのと3七のと金の活躍が見込まれており、後手の方が方針が分かりやすいです。

先手は▲9八香と▲7七桂の駒組みなので玉の下段が開いているため持ち駒を打って補強することになりますが、攻め味が少なくなってくるので後手有利のようです。

▲3三桂成に△4七飛成なら▲4八歩△3六龍▲2九飛△3三桂▲9九飛△4五桂▲6八銀△4八とで、ソフトの評価値-274で互角。

この手順は△4七飛成なら▲4八歩と催促します。

▲4八歩には△5七龍▲同金△2八ともありそうですが、飛車の働きは後手の方がいいので少し指しにくいです。

よって△3六龍としまいたが、先手は▲2九飛~▲9九飛が▲9八香の形をいかした手順でこれでいい勝負のようです。

なお最初の局面図からの△1五香以下▲同香△3六歩には▲4五桂でなく▲2七飛で、ソフトの評価値+134で互角だったようです。

また最初の局面図からの△1五香には▲3四歩が有力だったようです。

△1五香以下▲3四歩△4四銀▲5一角で、ソフトの評価値+125で互角。

この手順は▲3四歩と歩を突くのですが、銀の位置を変える手です。

▲3四歩に△1九香成なら▲3三歩成△同桂▲2四歩で、ソフトの評価値+532で先手有利。

後手は△4四銀と中央に銀を活用しますが、▲5一角がありました。

▲5一角以下△1二飛▲1五角成△3六歩▲1四歩△3二飛▲2四歩△3四飛▲3八歩△3七歩成▲同歩で、ソフトの評価値+256で互角。

この手順は▲5一角~▲1五角成と馬を引いて使う手で、後手のと金を作られる展開にならないので先手としては受けやすい形です。

ただし後手の駒組みもよくなって桂馬の香車の交換で、これでいい勝負のようです。

桂頭からのと金攻めに対する受け方が参考になった1局でした。

自玉だけでなく相手玉も見る

上図は、先後逆で角換わりからの進展で▲3二銀不成とした局面。ソフトの評価値-99985で後手勝勢。

▲3二銀不成は詰めろなので後手は自玉を受けるか、相手玉に王手をかけるかになります。

実戦は△3一桂で、ソフトの評価値-4270で後手勝勢。

この手は△3一桂と打って▲2三金を防げば詰めろがかかりにくいです。

△3一桂に▲同銀不成は詰めろでない△5八成桂が間に合ってきます。

実戦は△3一桂以下▲4六銀引△5八成桂▲同銀△5九龍▲4九金で、ソフトの評価値-99964で後手勝勢。

この手順は先手は▲4六銀引から粘りに出る手で、△5八成桂▲同銀△5九龍で先手は駒損が大きくなるのですが▲4九金で受ける形です。

先手の駒が不足しているので後手勝勢で、ソフトはここから厳しい手で寄せにいってもよさそうですが、ちょっと難易度が高そうな形なので実戦向きではなさそうです。

もし先手玉を寄せにいくなら最初の局面図で寄せにいくべきでした。

△3一桂では△3七銀がありました。ソフトの評価値-99987で後手勝勢。

この手は2五に桂馬がいるので△3七銀はすぐに浮かびそうですが、なぜか全く見えていませんでした。

自玉に詰めろがかかっているので相手玉を見ていないということですが、読み切っていないと少し打ちにくいかもしれません。

途中で先手玉が詰まないことに気がつくと、自玉の詰めろを受けることになりそうです。

△3七銀に▲2九玉なら△2八歩で、ソフトの評価値-99989で後手勝勢。

この▲2九玉なら△2八歩という手も全く自然なのですが、実戦で見えていないです。

相居飛車で後手玉の筋には普通自分の歩があることが多く、歩が切れていることが少ないので△2八歩が浮かぶ形になりにくいです。

盤面をよく見れば分かるのですが、局後の自分の最初の直感は△2八歩では△3八角だったの難易度が高くなります。

まず▲2九玉なら△2八歩の変化は以下▲同飛なら△同銀成▲同玉△3七角以下並べ詰みです。

△2八歩に▲1八玉なら△2九角▲2七玉△3八角打▲同銀△同角成▲1八玉△1七銀まで詰みです。

この手順は△2九角~△3八角打が見えれば並べ詰みです。

気をつけないといけないのは、△2九角で△1七桂成~△2六銀成の筋ですが、△1七桂成は2六に飛車がいるので玉が取られてしまいます。

詰将棋慣れすると△1七桂成のような手が浮かぶので、このような形の場合は要注意です。

なお△3七銀に▲2九玉△3八角以下も調べてみます。

△3八角に▲1八玉なら△2七角打▲同飛△同角成▲同玉△2八飛まで詰みです。

△3八角に▲同銀なら△同銀成▲同玉△3七銀で▲2九玉なら△2八歩▲1八玉△2九角▲2七玉△3八角成▲1八玉△2九馬▲2七玉△3八馬まで詰みです。

△3八角に▲同銀なら△同銀成▲同玉△3七銀で▲3九玉なら△4七桂▲同金△5九龍▲4九桂△4八成桂以下詰みです。

△3八角以下の少し考えにくいところはありますが詰んでいたようです。

最初の局面図の△3七銀に▲3九玉なら△4八角で、ソフトの評価値-99989で後手勝勢。

この手順は▲3九玉には△4八角と打つ手で、これで寄っていたようです。

△4八角に▲同金なら△同成桂▲2九玉△5九龍▲1八玉△1七金まで詰みです。

△4八角に▲2九玉なら△2八歩▲1八玉△2九角以下詰みです。

これらの手順は、△3七銀以下△2八歩とか△4八角とかいう手が見えればそんなに難しくなかったようです。

対局中に即詰みが分からないのは棋力の問題なので仕方ありませんが、本局に関しては自玉の回りばかりを見ており詰み筋を考える以前の話だったので、やはり将棋は盤面全体を見るようにしたいです。

自玉だけでなく相手玉も見るのが参考になった1局でした。