上図は、相居飛車の後手雁木からの進展で▲7六銀とした局面。ソフトの評価値-34で互角。
対局中はだいぶ先手が悪いと思っていましたが、意外といい勝負だったようです。
よくある序盤で気がついたら悪くなっていたという典型的なパターンで、1つ1つの指し手は部分的な形としてあるのですが、それを全体的に見ると手の組み合わせがよくないことで形勢を損ねているようです。
この局面のだいぶ前に6八の玉を▲7八玉とした手や、△7六歩と打たれて7七の角を▲5九角と引いた手などです。
これらの手は後手の動きが先手の玉に直接攻める形になっているので、少し甘い手を指すだけでだんだんと作戦負けになったようです。
本局でまた失敗したので、今後はそのような手を意識的に指さないようにしないといけないです。
その手を指さないことで受け方を間違えて空中分解するかもしれませんが、それもまた勉強かと思っています。
この局面も互角とはいえ、できれば先手で先に仕掛けたのでもう少しうまく対応したかったです。
対局中は▲7六銀に△7六同飛▲同飛△8七銀打▲6九玉△7六銀成▲7三角成△4一玉で、ソフトの評価値+236で互角が気になっていました。

このような局面になったときに△3九飛の受け方が全く分かっていませんでした。
▲8一飛や▲6三馬はぱっと見で浮かびますが、その後の指し手が分かりません。
△4一玉以下▲5九金△3九飛▲3七桂で、ソフトの評価値+83で互角。
おそらく▲5九金としたと思いますが、△3九飛に▲3七桂と跳ねることができたかは不明です。
▲3七桂に△3六歩なら▲8一飛のときに合駒がないので、△5二銀に厳しい手が指せるかどうかという感じです。
なおソフトは△4一玉には▲6三馬△5二銀▲8一飛△7一歩▲5四馬で、ソフトの評価値+230で互角。
この手順は▲6三馬や▲8一飛が単純に受けられて手が続かないかと思っていましたが、▲5四馬と引いた手が▲7六馬の銀取りなのでこれでいい勝負だったようです。
このあたりの自玉が薄い場合の指し方ももう少し精度を上げたいです。
なお最初の局面図からの実戦は△7五歩▲8七歩△7六歩▲8六歩△同角で、ソフトの評価値+272で互角。
この受け方は普通に指せばこのようになりますが、互角だったのでそこまで先手は悪い指し方ではなかったようです。
ソフトは最初の局面図からの△7五歩には▲8五銀を推奨していました。
▲8五銀△同桂▲8六飛で、ソフトの評価値+1067で先手優勢。

この手順の▲8五銀はただ捨ての銀ですが、△同桂に▲8六飛と銀を取り返す手がありました。
この展開だと眠っていた先手の飛車が働きだしたのと、後手は8五の桂馬を守りづらいのでこれで先手が指せていたようです。
▲8五銀などは次の1手の三択などで出題されれば解けるような問題ですが、これが実戦で見全く見えていないというのはやはり手の見え方がいまひとつのようです。
ただ単純に銀を取り合うのでなく、何か手がないかと考えるのが大事だったようです。
流れ作業になりそうな手の流れでも、今後はちょっとでも考えるように意識したいです。
受け方が見えてなかったのが参考になった1局でした。