上図は、先後逆で横歩取り勇気流からの進展での変化手順で▲6六歩と桂馬を取った局面。ソフトの評価値-99987で後手勝勢。
最近は最終盤で詰みがある場合はどのような詰み手順かというのを確認するのが多く、自分はなかなか詰み手順が見えないです。
そのような場合見えてない手というのが数手混じっており、その手を全く考えていないので、詰まない筋を何度も繰り返し考えていることが多いです。
詰まない筋はいくら考えても詰まないので、目のつけどころが少し悪いということになります。
実戦からの変化手順の局面図は先手玉に即詰みがありましたが、自分はいくら考えても詰みまで頭の中でたどり着きませんでした。
▲6六歩以下△6七歩▲同玉△7七飛▲5六玉△5七飛成▲6五玉で、ソフトの評価値-99993で後手勝勢。

この手順の△6七歩ですが、△6七歩▲同玉△7七飛が見えたらだいぶ詰ましやすくなりそうです。
自分は最初は△7七銀などから考えたのですが、その後△6七銀~△7七飛の筋があると思ってそればかり考えていました。
しかしよく見ると、△6七銀と打つところでは節約して△6七歩の方がはるかによかったです。
同じ捨て駒なら安い駒の方が戦力が残っています。
△6七歩~△7七飛が見えれば▲5六玉△5七飛成まで1本道です。
▲6五玉の局面まできましたが、中段玉というのは頭の中で考えにくいです。
これが盤上に並んでいる形や持ち時間がたくさんあればじっくり考えることができるのですが、頭の中で数手先を考えてかつ持ち時間がない場合などは難易度が上がってきます。
▲6五玉以下△7四銀▲同馬△3五龍▲6四玉△5五龍寄で、ソフトの評価値-99997で後手勝勢。

この手順は▲6五玉には△7四銀▲同馬としてから△5五龍寄とする手がありました。
先手の6三の馬を▲7四馬とさせてから△5五龍寄とする筋です。
以下▲6三玉に△5三龍でぴったり詰みです。
手の流れからすれば△7四銀~△3五龍が見えれば分かりやすいようです。
ただし、このような手順もプレッシャーのかかる実戦で指せるかと言うと多分指せないです。
例えば△7四銀で△3五龍として▲4五桂に△同龍▲同馬△7四銀▲6四玉△7二桂で詰みと考えるケースです。
先手は合駒が▲4五桂しかないので以下△7二桂でぴったり詰みと思ってもこの場合は▲同馬で逆王手がかかります。
このようなうっかりがあるので要注意です。
△7四銀で△3五龍▲4五桂△同龍▲同馬からの詰まし方は、以下△7四銀▲6四玉△5二桂▲同金△6三歩▲同馬△同銀▲同玉△7二角▲6四玉△5四龍▲7五玉△6四角▲8五玉△6三角まで詰みです。
この手順は△5二桂~△6三歩として馬を取るのは見えるのですが、その後の詰まし方は意外と難しいです。
△7二角~△5四龍~△6四角は8六に逃がさないので浮かびますが、▲8五玉の次の△6三角が難しいです。
このような盤上の大駒を移動して詰ますというのが自分は昔から手が見えないので、このような手を意識して考えないと難しいようです。
中段玉の詰まし方というのはやや特殊で見慣れない形なので、手が見えにくいです。
少しでも多くの詰まし方を覚えて今後に役立てたいです。
変化手順からの詰まし方が参考になった1局でした。