上図は、先後逆で相居飛車から後手雁木の展開で▲3三歩成とした局面。ソフトの評価値-1301で後手優勢。
先手が歩を成り捨てた手で、対局中はこの手は見えてなかったので少し迷いました。
取る手もあるのかなと思ったのですが、先手の持ち駒が多いので何となく危険と思い△4一玉としました。
なお△3三同玉なら後手玉に即詰みが生じていました。
△3三同玉▲3四香で、ソフトの評価値+99984で先手勝勢。
この手順は先手の持ち駒に香車があるので▲3四香以下即詰みでした。
▲3四香に△4二玉なら▲3三角△4一玉▲3二銀△同玉▲2二金△4一玉▲3二銀まで詰みです。
▲3四香に△同玉なら▲4五銀△3三玉▲3六飛△4二玉▲3三角△4一玉▲3二銀△同玉▲2四角成△2一玉▲3二金△1二玉▲2三馬△同玉▲3三飛成△1四玉▲2四龍まで詰みです。
この手順は▲3四香と捨ててから▲4五銀~▲3六飛と飛車を活用するのがうまいです。
▲3三角~▲3二銀は直ぐに浮かびますが、次の▲2四角成~▲3二金が浮かびづらいです。
後手玉を△1二玉として▲2三馬~▲3三飛成の筋でぴったりです。
なお▲3二金では▲1二金も詰みそうですが、△同玉▲3二飛成△2二角が逆王手になり以下▲同龍△同玉で後手玉に詰みはありません。
なお▲2四角成では▲5一角成の詰まし方もあり、以下△2一玉▲3一金△1二玉▲3二飛成△2二角▲同龍△同玉▲3四桂△3一玉▲2二角△2一玉▲1一角成△同玉▲3三馬△1二玉▲2二馬まで詰みです。。
対局時は詰み手順まで読めていないのでこれは結果オーライです。
実戦は▲3三歩成以下△4一玉▲3二銀△5一玉▲7三角で以下変化手順で△6一玉で、ソフトの評価値-4509で後手勝勢。

この手順は▲3三歩成△4一玉として以下王手飛車を打たせる形ですが、△6一玉と飛車を取らせる逃げ方がありました。
先手玉が詰めろになっているので飛車を取られても問題ないという意味です。
▲7三角に△6二飛でも問題なさそうですが、飛車を渡す形で少しあやが生じる可能性もあるので△6一玉が分かりやすいようでした。
△6一玉に先手も粘りに出ます。
△6一玉以下▲7九金△6六角▲7七香△7八と▲同金△同金▲同玉△6七銀で、ソフトの評価値-99991で後手勝勢。

▲7九金には△6六角と王手で攻め駒を増やす手がありました。
即詰みにできるときは詰み手順を考えるというのが最近自分が意識していることで、自分の対局では詰み逃しが多いので逆転するケースが多くなります。
自玉に即詰みがないので難しい手順で詰みを狙うより詰めろをかければいいのも分かりますが、詰ませる場合は詰ますようにしたいです。
△6六角としてから△7八とで清算して△6七銀の筋がありました。
△6七銀以下▲同玉△5七角成▲7八玉△6七金▲8八玉△7九馬▲同玉△7八金打まで詰みです。
最終盤で玉の詰み筋を考えるのが参考になった1局でした。