飛車を活用して詰ます

上図は、後手ゴキゲン中飛車からの進展で△7三玉と逃げた変化手順。ソフトの評価値+99971で先手勝勢。

▲8五歩と打った手に8四の玉が△7三玉とした形です。

以前この局面の数手前に▲8二飛と王手で詰ます投稿をしました。

https://shogiamateur.com/?p=67450&preview=true

今回はその中で一番複雑な手順で、△7三玉以下も即詰みがあるのですが難易度が少し高いです。

△7三玉以下▲7二飛成△同銀▲8四金で、ソフトの評価値+99974で先手勝勢。

この手順は▲7二飛成△同銀▲8四金とする手ですが、▲7二飛成で▲8三飛成は△同銀で後手玉に即詰みはないようです。

よって▲7二飛成ですが△同銀に▲8四金が少し打ちにくいです。

▲8四金では▲8四銀でも即詰みですが、持ち駒の金を残す▲8四銀の方が自然だったかもしれません。

あえて▲8四金としたのはソフトの推奨手に▲8四金が上がったのもありますが、銀を残してどのように詰ますかが興味があったので▲8四金で調べました。

▲8四金に△8二玉なら▲8三銀△同銀▲同金△同玉▲6三飛成で、ソフトの評価値+99983で先手勝勢。

この手順は8三の地点で清算してから▲6三飛成で1間龍の形になり、先に▲8四金と打っても▲8四銀と打っても同一局面に合流します。

▲6三飛成に△9四玉なら▲9五銀△8五玉▲8三龍△7六玉▲6六金まで詰みです。

よって▲6三飛成には後手は合駒をします。

▲6三飛成に△7三銀なら▲7五桂△△9四玉▲9五銀△8五玉▲7七桂打△同馬▲同桂△7六玉▲6六金△8七玉▲7六角まで詰みです。

この手順の▲7五桂に△同歩なら▲7四銀で、△9四玉なら▲9五歩、△9二玉なら▲7二龍△8二金▲8三銀成まで詰みです。

▲6三飛成に△7三飛なら▲7五桂△同歩▲7二銀△9四玉▲6四龍で、△8五玉なら▲7七桂打△同馬▲同桂△7六玉▲6六龍△8七玉▲7八角まで詰みです。

▲6四龍に△7四桂なら▲9五歩△8五玉▲7五龍まで詰みです。

▲6四龍に△7四銀なら▲同龍△同飛▲9五銀△8五玉▲7七桂打△同馬▲同桂△7六玉▲6五角まで詰みです。

この手順は▲7五桂は見えますが、次の▲7二銀~▲6四龍は見えづらいです。

▲6三飛成に△7三金なら▲8四歩△同玉▲7三龍△同玉▲8五桂△8三玉▲8四歩△同玉▲9五銀で、ソフトの評価値+99994で先手勝勢。

この手順の△7三金なら▲8四歩が妙手で△同玉に▲7三龍~▲8五桂が鋭いです。

8五の歩が邪魔駒だったので▲8四歩と消したという意味で、▲9五銀以下は並べ詰みです。

▲8四金に△6二玉なら▲4二飛成で、ソフトの評価値+99991で先手勝勢。

この手順の▲4二飛成で詰むかが気になるのですが△5二歩なら▲5一龍で詰みです。

△5二歩で△5二金でも△5二飛でも▲同龍から並べ詰みです。

これらの手順を見ると▲8四金でも▲8四銀でも詰み手順に大差はなかったです。

最初の局面図から▲7二飛成に△同銀なら▲4二飛成△6二金▲7三金で、ソフトの評価値+99988で先手勝勢。

この手順は▲4二飛成に△6二金と合駒をしましたが、そこで▲7三金が鋭いです。

7三に打つならできるだけ安い駒がいいのですが、歩は2歩で打てませんし▲7三銀なら△同金で手が続きません。

▲7三金に△同玉なら▲8二銀で、ソフトの評価値+99987で先手勝勢。

この手順は金を捨てて△7三玉の形にしてから下から▲8二銀と銀を打つです。。

▲8二銀に△同玉なら▲6二龍△7二銀打▲7三金△8一玉▲7二龍△同銀▲8二銀△9二玉▲8四桂まで詰みです。

▲8二銀に△7二玉なら▲6二龍△同玉▲5四桂△7二玉▲7三金△6一玉▲6二金まで詰みです。

これらの手順より▲7二飛成以下はどれも詰んでいるようです。

自分の棋力ではこれらの手順はとても指せませんが、実戦で少しでも見えるようにしたいです。

飛車を活用して詰ますのが参考になった1局でした。