上図は、先後逆で先手三間飛車からの進展で▲3九玉とした局面。ソフトの評価値-953で後手優勢。
△2七角と打った手に3八の玉が▲3九玉と引いた形です。
対局中は少し後手が指せていると思っていましたが、このあたりから全く手が見えてなかったです。
取り合えず先手の8七の角の利きを止める意味で△6五桂と打てばいいだろうと思っていたのですが、後手の持ち駒に桂馬がありませんでした。
自分は昔から自分の持ち駒や相手の持ち駒をあまり確認していないようで、そのときの勢いだけで指しているようです。
自分の場合は持ち時間の少ない将棋ではこのようなことはありがちですが、指そうとした手が直前で指せなくなると予定変更になります。
実戦は△4四香と打ちましたが、局後の検討で△5六歩はどうだったかが気になりました。
△5六歩に▲同金なら△4七銀と打って次に△4九角成▲同玉△4八金のような狙いですが、自玉の危険度が全く見えてなかったようです。
▲3九玉に△5六歩なら▲4三角成△同玉▲5五桂△3三玉▲4二飛成△2四玉▲5六金で、ソフトの評価値+662で先手有利。

この手順の▲4三角成△同玉▲5五桂が全く見えていないのは危機感が足りてなかったです。
先手の飛車と角が後手玉に直通しているのでこの筋は直ぐに気がつかないといけなかったです。
このケースも相手の持ち駒をよく見ていないので▲5五桂という手に気がついていません。
盤面全体を見るのと駒台の持ち駒を確認するのは大事なことだったので、このあたりは意識して気をつけないといけないです。
▲5六同金の局面は先手の龍が4筋に利いているので△4七銀に▲同龍がありますので後手失敗のようです。。
なお実戦の△4四香も疑問手だったようで、先手は香車を吊り上げてから▲4三角成△同玉▲5五桂の展開になりました。
△4四香では△5二香がありました。ソフトの評価値-1040で後手優勢。

この手は△5二香として先手の飛車の利きを止める意味と、▲5五桂の筋を消しています。
また将来△5七香成を含みにしていますので攻防の手ですが、どちらかというと受けの要素が大きいです。
ここに壁を作ると先手の大駒の働きが下がるので、まずはここを補強するという感覚でした。
▲3九玉としたときに自分は相手の玉をどのように攻めようかなどと考えて、自陣を振り返っていないので全くこのような手が浮かびませんでした。
このような何気ない局面で△5二香と自陣に手も戻すことができるかが、自分の場合において今後の棋力の向上に必要かと思っています。
よくある攻めのことばかり考えて受けがお留守になっているケースで、片方がお留守になっているとぽきっと折れた将棋になりやすいです。
△5二香で後手が指せていたようですが、以降の展開はまた別の機会に調べてみます。
盤面全体と駒台の持ち駒をよく見るのが参考になった1局でした。

















