ぎりぎりのところで手を繋ぐ

上図は、角換わりからの進展で△4一同玉と成銀を取った局面。ソフトの評価値+533で先手有利。

駒割りは角と銀の交換で先手が少し駒得になりました。

ただし、2二の桂馬が次に△3四桂とする手があるので先手も少し忙しいです。

ここでどのように攻めを繋ぐかという形です。

実戦は△4一同玉以下▲7四歩△7二金▲5二角打△5一玉で、ソフトの評価値+67で互角。

この手順は▲7四歩と打って△同金なら▲6三角がありますが、△7二金と引かれると依然として角取りが残っています。

▲5二角打は角にひもをつける手でぎりぎりのところですが、△5一玉とされて互角になりました。

以下▲6一角成△同飛▲同角成△同玉▲4一飛で以下変化手順で△5二玉▲2一飛成△3一金▲1一龍△4七角で、ソフトの評価値+139で互角。

この手順は先手は▲6一角成から角を2枚渡す手で、以下飛車を入手してから▲2一飛~▲1一龍で桂馬と香車を拾う展開です。

駒割りは角銀と飛桂香でいい勝負で先手は龍を作っていますが、△4七角の飛車取りもなかなかの手でいい勝負のようです。

ただし、△4一同玉が先手有利だったことを考えるとやや先手の攻めがうまくいってないようです。

▲7四歩では▲3三歩がありました。

▲3三歩に△同桂なら▲同桂不成△同銀▲5三桂△4二玉▲6一角成で、ソフトの評価値+633で先手有利。

この手順は▲3三歩と打つ手で、先手は2五の桂馬をぎりぎりのところで活用する狙いの手がありました。

後手は△3三同桂とすれば清算してから▲5三桂が少し浮かびにくく、△4二玉に▲6一角成で次に▲5一角のような狙いがありますので、先手が指せていたようです。

5三の桂馬で▲6一角成とできるのが意外と大きいです。

▲3三歩に△3四桂なら▲6二角△3三桂▲7三角成△3一玉▲3三桂成△同銀▲2五桂で、ソフトの評価値+791で先手有利。

この手順は▲3三歩に△3四桂と角を取りますが、▲6二角とするのが少し浮かびにくいです。

▲6二角では▲3二歩成△同玉▲6二角が人間的には自然で、△4三銀打▲7三角成△4七角で、ソフトの評価値+424で先手有利。

この手順もありそうですが、△4三銀打と埋められるのが少し嫌だったのかもしれまsん。

先に▲6二角として△3三桂に▲7三角成は次に▲6三馬の王手飛車があります。

よって△3一玉の早逃げですが、▲3三桂成~▲2五桂として安い駒で相手の金駒攻めめる形で先手が少し指せているようです。

▲3三歩に△同桂と△3四桂の両方を調べましたが、どちらも先手は相手の陣地に馬を作って攻める展開のようです。

3四の角と2五の桂馬がいきているときに、ぎりぎりのところで▲3三歩と形を崩しにいくのが急所のようです。

ぎりぎりのところで手を繋ぐのが参考になった1局でした。