頭の中で正確に持ち駒を理解する


上図は、居飛車対振り飛車の対抗形からの進展で△7九銀と打った局面。ソフトの評価値+4786で先手勝勢。

最終盤のぎりぎりの局面なので、このあたりは正確に自玉や相手玉の詰み筋を考えないといけないです。

そのため時間をかけてじっくり確認したいというのはあるのですが、このような局面は時間がないことがほとんどなので直感になりがちです。

△7九銀は直感で詰めろではないと思いました。

ただし、後手玉にも即詰みがありませんのでこのままでは戦力不足です。

よって△7九銀に▲6三銀成と力をためたのですが、これがよくなかったです。

実戦は▲6三銀成△6八金で、ソフトの評価値+126で互角。

この手順の▲6三銀成ですが、この手は詰めろではありません。

後手は△6八金としたのですが、この手が詰めろになるのをうっかりしていました。

△6八金に▲同角と取ればいいと思っていましたが、△8八銀成▲同玉△6八龍以下先手玉は詰みです。

このような最終盤でのミスはかなり痛いです。

▲6三銀成では▲7九同銀がありました。

▲7九同銀△同金で、ソフトの評価値+99983で先手勝勢。

この手順は▲7九銀と銀を取って△同金と進みますが、この瞬間は先手玉は△8八龍~△7八金打以下の詰めろになっています。

よって△7九同金の局面で後手玉を即詰みにすれば一番いいです。

△7九同金以下▲8二角成△同玉▲7二金△同銀▲同桂成△同玉▲6一龍△8二玉▲8三香で、ソフトの評価値+99992で先手勝勢。

この手順は▲8二角成~▲7二金で清算する手で、駒のやりとりが発生します。

自分はこのような駒を取って打ってまた打っていう交換を繰り返したときに、自分の持ち駒がどうなっているかというのが正確に理解できていないようです。

だいたい金駒が1枚合っていない感じです。

▲8三香と打った局面で先手の持ち駒は銀2枚になっていますが、頭の中では銀が1枚だったので▲8三香以下詰みというのが分かっていませんでした。

このあたりがだいぶお粗末で、局面がある程度進んで盤上に出ると持ち駒の計算のミスは少なくなりますが、最初の局面図から頭の中で考えるとこのような持ち駒の枚数ミスというのが発生します。

よく考えたら▲7九銀で銀を1枚補充して、さらに数手後に▲7二同桂成と銀を取るので持ち駒は銀2枚になると頭の中で考えれば分かりそうなものです。

最後の局面図から▲8三香△同玉▲7二銀△9三玉▲8二銀△同玉▲8一龍△9三玉▲8三龍まで詰みです。

結局まずかった原因を色々と考えましたが、やはり頭の中で盤面及び持ち駒の数を理解するには少し長めに詰将棋を解くくらいしか浮かばなかったので、もう少し量をこなした方がよさそうです。

頭の中で正確に持ち駒を理解するのが参考になった1局でした。