相穴熊の角の使い方

上図は、先後逆で居飛車対振り飛車の対抗形からの進展で△3三角と変化手順をした局面。ソフトの評価値-69で互角。

実戦は△3三角で△5五歩だったのですが、思ったほどの成果は上がらないようです。https://shogiamateur.com/?p=76214&preview=true

△8六歩でソフトは△3三角を推奨していました。

△3三角からの展開を調べる理由は、△3三角はただの手待ちなのか何か狙いがあるのかなどがよく分かっていないのと、このような指し方を覚えないと将棋の幅が狭いような感じがしたからです。

△3三角から先手が急戦にした場合の展開を調べてみます。

△3三角以下▲4五歩△同歩▲3三角成△同金寄で、ソフトの評価値-574で後手有利。

この手順の▲4五歩はソフトの候補手にも上がってない手なので、あまりいい手ではない可能性が高いです。

ただし、自分の感覚では▲4五歩のような手が最初に見えて先手の飛車と角と銀が前に進む展開です。

ソフトの候補手に上がっていないので本来は▲4五歩は考えても仕方がない部類の手で後手が正確に対応すればいいのですが、このあたりの受け方が自分レベルだと結構難しいです。

▲4五歩に△同歩は自然ですが、▲3三角成に何で取るかが4通りあるので少し迷います。

何で取っても少し穴熊の形が変わってくるのですが、できるだけ囲いに影響のない取り方をしたいです。

ソフトは△3三同金寄を推奨していました。

△3三同金寄以下▲3五歩△同歩▲3四歩△同金▲4五銀で、ソフトの評価値-319で後手有利。

この手順は自分が最初に浮かんだ手ですが、▲3五歩も△同歩の両方ともソフトの候補手に上がっていない手でした。

これらは筋の悪い手を考えていたということになりますが、△3三同金寄で評価値でだいぶよくなってもちょっとおかしな手を指すと形勢が接近するパターンです。

▲3五歩以下ソフトは△8六飛▲7七桂△8九飛成で、ソフトの評価値-680で後手有利。

この手順の▲3五歩と▲7七桂はソフトの推奨手でなかったのですが、やはり後手が正確に指すと形勢に差が出るようです。

△3三同金寄以下▲5一角△8六飛▲7七桂△5八角▲7三角成△8九飛成▲4八飛△3六角成で、ソフトの評価値-486で後手有利。

この手順がソフトの読み筋だったのですが、お互いに角の使い方が浮かびづらいです。

△3三角以下▲4五歩△同歩▲同銀で、ソフトの評価値-96で互角。

この手順は▲4五同銀とシンプルに歩を取ってくる手です。

この瞬間は後手にとっても嫌な形で後手は2通りの指し方がありそうです。

▲4五同銀以下△6五桂▲4四歩△5三金▲6六角△8六飛▲3四銀△8九飛成▲3三銀成△同金で、ソフトの評価値-242で互角。

この手順は△6五桂に▲4四歩が嫌な手ですが△5三金が少し指しにくいです。

△5三金は離れ駒になるので読みがはいってないと指せません。

▲4五同銀以下△7七角成▲同桂△4六歩▲同飛△5五角▲4八飛△7七角成▲4四歩△3三金寄▲5四銀△4四馬で、ソフトの評価値-194で互角。

この手順は後手は角交換から△4六歩~△5五角で以下桂馬を補充しますが、先手も4筋に攻めの拠点を作っていい勝負のようです。

将棋はいくら序盤の形を研究しても、見なれない形になる中盤過ぎからは棋力の高い方がやはり強いです。

このあたりも少しずつですが棋力を向上させたいです。

相穴熊の角の使い方が参考になった1局でした。