浮いている銀を飛車で狙う


上図は後手四間飛車から端棒銀にした展開で△9一飛とした局面。ソフトの評価値+385で先手有利。

▲5五歩と突いた手に4一の飛車が△9一飛と回った形です。

本局はこのあたりから棋譜が正確に思いだせないところがあって、この局面が実戦の進行と同じだったかは少し怪しいと思っています。

局面全体の手の流れなどは覚えているのですが、何度繰り返しても最後まで棋譜が並びませんでした。

正確な指し手かは記憶を頼りにするありませんが、1日に数局指すと先後の手番もはっきり覚えていないということが多々あります。

実戦は▲7五歩△4五歩で、ソフトの評価値+818で先手優勢。

▲7五歩は後手の桂頭を狙うにはその筋の歩をぶつけるのが大事だとという感覚で指しました。

あやをつける意味か相手の意表を突く意味かなど色々なことも考えてました。

ただし、この局面で▲7五歩は△同銀とされて先手が損をしていたようです。

△7五同銀に▲同銀なら△同角という手の流れです。

後手の桂頭を狙う展開にならず、後手の角が働いてきたので損をしたようです。

▲7五歩はソフトの候補手にも上がってなかったのですが、実戦の△4五歩もよくなかったようです。

実戦は△4五歩に▲6八角としたのがさらに失敗で、▲6八角では▲4五同桂△同桂▲7四歩で、ソフトの評価値+744で先手有利。

このような展開で▲4五同桂~▲7四歩と指せるようになればいいのですが、短い時間で▲6八角と引くようではあまり手が見えていません。

▲7五歩では▲5四歩がありました。

▲5四歩△同銀▲5八飛△4一飛▲4七歩で、ソフトの評価値+283で互角。

今振り返ってもなぜ▲5四歩が自然でした。

△同銀に▲5八飛が手の流れで、どこかで銀交換になると△6九銀の筋が生じますのであまりいい形ではありませんが、後手の5四の銀も受けづらい形です。

△4一飛の切り返しは見えづらいのですが、▲4七歩と辛抱して次の▲5四飛が狙いになります。

▲4七歩に△5五歩とされると自分は最初に▲5九飛を考えましたが考えがまとまらず、結局▲5五同銀を考えました。

▲4七歩以下△5五歩▲同銀△同銀▲同飛△4四角▲5四歩で、ソフトの評価値-172で互角。

この手順もあまり準王手飛車がかかって先手があまり冴えないなと思っていましたが、やはり先手が少し損をしたようです。

ソフトの読み筋は△5五歩以下▲同銀△同銀▲同角△4七飛成▲5七飛△4二龍▲5四歩で、ソフトの評価値+387で先手有利。

この手順が難しいのは5五の地点で銀交換になったときに▲同角とする手で、△4七飛成とダイレクトに飛車が成られます。

△4七飛成は飛車取りなので先手は飛車の処置をどうするかですが、▲5七飛がありました。

▲5七飛で▲5六飛は△4四銀で▲3三角成を消されて角取りになります。

▲5七飛と飛車をぶつける手があり、△同龍なら▲同金で次に▲3三角成と▲5四歩が受けにくいです。

よって△4二龍と自陣に龍を戻って▲3三角成を受ける形です。

以下▲5四歩として△2六角なら▲5三銀のようなイメージです。

自分はなかなかソフトと読みが合わないので、少しでも的中率を上げたいです。

浮いている銀を飛車で狙うのが参考になった1局でした。