上図は、先後逆で角換わり腰掛銀からの進展で▲4六角と打った局面。ソフトの評価値-161で互角。
角換わり腰掛銀で先手が4筋の位を取って△5四銀に▲4六角と打ってきました。
この指し方をされて局面が落ちつくと先手の方が指しやすいイメージです。
4筋の位を取られたら直ぐに反発するのを考えたのですが、考えがまとまりませんでした。
先手から▲6四角と歩を取る手があるので実戦は△6三金としましたが▲4八飛で、ソフトの評価値-88で互角。
この△6三金はソフトの候補手にある普通の手ですが、推奨手ではありませんでした。
以下▲4八飛には△2四角と打って相手の角を消しにいきますが▲同角△同銀で、ソフトの評価値-86で互角、
この展開もありそうですが自分は特別な狙いをもって指している訳ではなく、局面がいまひとつ理解できていませんでした。
最初の局面図で▲4六角には△4四歩がありました。
△4四歩に▲同歩なら△同銀▲4五歩△5五角▲同銀△同銀左▲同角△同銀で、ソフトの評価値-339で後手有利。

この手順は4筋に反発する手で、後手玉が△3一玉と低く構えているのでこの手があったようです。
また先手の飛車先の歩を突いてなく攻めに飛車が働いていないので、動くチャンスだったようです。
3七に桂馬が跳ねているので4五の地点は補強されているのですが、後手の狙いは5五の地点だったようです。
歩の交換から▲4五歩に△5五角と打つのがこの形で、一時的に角と銀の交換になりますがまた駒損を回復できます。
△5五同銀とした形は後手有利のようですが、もう少し調べてみます。
△5五同銀以下▲7一銀△8四飛▲8二角△同飛▲同銀不成△4六角▲4七金△3九角▲3八飛△5六銀で、ソフトの評価値-1076で後手優勢。
この手順の▲7一銀に△8四飛はソフトの候補手に上がっていましたが、推奨手ではありませんでした。
ただし▲8二角には△同飛~△4六角が厳しいようです。
この手順は2枚の角と銀で5七の地点に狙いをつける手で、角角銀でも手になるようです。
先手から▲7一飛と王手をする筋はありますが、△4一歩と打つことができるのが大きいです。
△5五同銀以下▲7一銀△9二飛▲8三角△4六角▲4七金△2四角▲9二角成△同香▲9一飛△3九銀▲1八飛△4二金右で、ソフトの評価値-737で後手有利。
この手順の難しいところは△4六角▲4七金に△2四角とする手で、やはり急所は5七の地点のようです。
また△3九銀~△4二金右も難易度が高く、まず実戦では指せない気がします。
最初の局面図から△4四歩▲2五桂△2四銀▲2六歩△4五歩▲6四角△6三金▲3七角で、ソフトの評価値-269で互角。

この手順は▲2五桂と跳ねる手ですが、△2四銀が桂取りになります。
普通は▲2六歩型ですが本局は▲2七歩型なので、△2四銀に▲2六歩と突くことになります。
△4五歩▲6四角△6三金▲3七角にここからの後手の方針も難しいです。
▲3七角以下△3五歩▲4七銀△8六歩▲同銀△4四角▲7七銀△4六歩▲同角△4五銀で、ソフトの評価値-256で互角。
この手順の△3五歩は相手の角を責める手ですが、反面守りの歩を使うので反動も厳しくなる可能性があります。
それでも△3五歩として手を作っていくようです。
▲4七銀は角頭の守りですが、△8六歩~△4四角で4四の地点の空間を埋めます。
また△4四角は将来▲5五角のような手を消しているようです。
△4六歩▲同角△4五銀で後手が少し指しやすいようですが、いい勝負のようです。
4筋の位に反発する指し方が参考になった1局でした。