上図は、先後逆で先手5筋位取り中飛車からの進展で▲4五銀と持ち駒の銀を打った局面。ソフトの評価値+116で互角。
銀と桂馬の交換の後に▲4五銀と打ってきました。
先手は▲3四銀と▲5四歩の2つの狙いがあります。
対局中は▲4五銀の局面は後手がだいぶ悪いと思っており、次に▲5四歩△同歩▲同銀の手順が気になっていました。
後手は自玉をまとめにくい形で、相手の飛車に捌かれると苦しくなります。
実戦は▲4五銀以下△3三桂▲3四銀△1三角で、ソフトの評価値+840で先手優勢。

この手順の△3三桂は▲5四歩を防ぐ意味で、▲3四銀と形を決めてもらうことになります。
この手順も後手が苦しいと思っていましたが、▲5四歩の受け方が分からなかったので仕方なく指した感じです。
▲3四銀に△1三角としたのも、2二に角がいたままでは働かないので動きました。
ただし、これらの手順はかなり精度が悪かったようで実戦は△1三角に▲4六歩でソフトの評価値+495で先手有利。
▲4六歩と角交換を拒否する手は次に▲6六歩から桂馬を取る狙いで、これでも後手が悪かったのですがソフトは▲1三同角成を推奨していました。
△1三角以下▲1三同角成△同香▲3五角△2四角▲同角△同歩▲6六歩で、ソフトの評価値+774で先手有利。
いずれの展開にしても後手が苦しいようです。
最初の局面図で△3三桂では△3三銀がありました。
△3三銀▲5四歩△同歩▲同銀△5八歩▲同飛△5七歩▲6三銀成△5八歩成▲同金で、ソフトの評価値+159で互角。

この手順の△3三銀は対局中に見えてはいたのですが、▲5四歩からの5筋に攻めに△5八歩が見えていませんでした。
△5八歩と打つ手が見えていたら△3三銀と上がっていたのですが、このあたりの手の見え方がいまひとつでした。
△5八歩~△5七歩に▲6三銀成として1本道の手順になります。
後手は飛車を入手しましたが歩切れで、先手から▲5四歩~▲5三歩成や単に▲5三歩からのと金攻めが気になります。
そのような意味でこの局面もぱっと見で後手が悪いのかと思っていましたが、この局面も互角だったようです。
本局に関しては自分はあまり形勢判断ができてなかったようです。
▲5八同金以下△3二玉▲5四歩△4四銀▲5三歩成△同銀▲同成銀△5二歩▲5四成銀△9九角成で、ソフトの評価値+273で互角。
この手順は後手は△3二玉と早逃げをする手で、▲5四歩の歩の垂らしに△4四銀とします。
▲5三歩成に△同銀~△5二歩がしっかりした受けで、▲5四成銀に△9九角成として玉の懐を広げて馬を作っていい勝負のようです。
相手の攻めを切り返す受け方が参考になった1局でした。