上図は、角換わりからの進展で△4八成銀と金を取った局面。ソフトの評価値+99970で先手勝勢。
△4八成銀は次に△7九龍からの詰めろだったのですが、この局面は後手玉に即詰みがありました。
対局中は後手玉に寄りはなく先手の負けと思っていたので、全く手が見えてない感じです。
実戦は▲3三桂成△同玉で、ソフトの評価値-1813で後手優勢。
この手順か金駒を王手で取る手でありそうなですが、△同玉の形は後手玉に詰みはなくなったようです。
詰みのあった形から詰まない形になったのでは、さすがにまずい展開です。
詰みのイメージすらできてなかったので、終盤力がなさすぎでした。
詰まし方としては2通りありました。
1つは▲3三桂成で▲5一角です。
▲5一角△同金▲5三桂左△同銀▲同桂成△同玉▲5一龍△5二歩▲6二銀で、ソフトの評価値+99975で先手勝勢。

この手の▲5一角は捨て駒ですが、後手の5三の地点の利きを1枚減らす手でした。
△同金に▲5三桂成~▲5一龍ですが、△5二歩に▲6二銀が打ちにくいです。
先手の持ち駒が金桂歩で少ないので、ここで銀を使って大丈夫なのかと少し気になります。
▲6二銀で▲6五桂は△6四玉▲5五銀△同玉▲5二龍△6四玉▲5三龍△7四玉▲5四龍△6四桂▲7五歩△同玉▲7六歩は△同桂が王手になります。
▲6五桂は安い駒で王手をする手なので最初に浮かびやすいのですが、△6四玉で足りないようです。
▲6二銀に△5四玉なら▲5二龍と龍が活用できる形になるので、▲6二銀に△6四玉とします。
▲6二銀以下△6四玉▲7六桂△7五玉▲8六金で、ソフトの評価値+99976で先手勝勢。

この手順は△6四玉にそこで▲7六桂とします。
▲7六桂では▲5六桂もありそうですが、△7五玉▲7一龍△7三桂打▲6六金△7四玉▲7五歩△8五玉▲8一龍△8四歩▲8六歩△9四玉で詰まないようです。
▲5六桂と▲7六桂の違いは、後手玉が6筋~8筋に逃げたときに桂馬の利きが違うようで、▲7六桂の方が6四と8四の両方の地点に利いています。
▲8六金で持ち駒が歩だけなので足りるのかが気になります。
▲8六金以下△7四玉▲8五金△同玉▲8一龍△7六玉▲8六龍△6五玉▲5六銀△6四玉▲8四龍△7四桂▲7六桂△5四玉▲7四龍△6四金▲6六桂△4四玉▲4五歩まで詰みです。
この手順は▲8五金が見えるかがすべてで、▲8五金で▲7五歩なら△8三玉▲8一龍△8二歩▲9五桂△9四玉▲8五金△同玉▲8二龍△7六玉▲8六龍△6五玉▲5六銀△5四玉で詰みません。
これらはかなり難しい手なので簡単には読めませんが、少しでも読めるようにしたいです。
なお最初の局面図から▲5一角では▲3一角も詰みだったので、また別の機会に調べます。
意外と難しい詰み手順が参考になった1局でした。