上図は、先後逆で横歩取り△3三角型からの進展で△2五歩と打った変化手順の局面。ソフトの評価値+147で互角。
以前△2五歩に対して①▲2五同飛とする手を調べました。https://shogiamateur.com/?p=73649&preview=true
今回はそれ以外の②▲3六飛③▲5六飛④▲2八飛について調べます。
②△2五歩▲3六飛△8八角成▲同銀△2七角▲4六飛△5四角成▲2三歩△3三銀▲3四歩△4四銀▲2二角で、ソフトの評価値-272で互角。

この手順の▲3六飛には角交換から後手が馬を作る展開です。
後手の馬が手厚いので後手大成功かと思っていたのですが、意外とそうでもないみたいです。
先手の▲2三歩~▲3四歩は後手の飛車が8六にいるので▲7七角の筋を狙っています。
▲3四歩に△4四銀として、先手の飛車が狭く後手の銀に狙われやすいので後手よしで読みを打ち切りそうです。
△4四銀に▲2二角がやや軽視しがちな手ですが、後手が指しやすいとはいえいい勝負のようです。
後手の形勢判断を過大評価しそうな感じなので参考になりました。
③△2五歩▲5六飛△8八飛成▲同銀△5五角打▲3四歩△4四角上▲8二歩△1九角成▲8一歩成△同銀で、ソフトの評価値+179で互角。

この手順の▲5六飛は後手玉の玉頭を狙う筋があります。
後手は△8八飛成▲同銀△5五角打でこの戦形ではよくある手です。
飛車を角の交換から△5五角打で△1九角成と△8八角成を狙います。
先手の▲8二歩も狙いの手で次の△1九角成をうっかりしやすいです。
勢いで△8八角成と厳しくいきそうですが、タイミングが早いとかえって自玉の反動がきつくなります。
以下▲8一歩成△同銀でいい勝負のようです、。
なおこの手順の△8八飛成では△8二飛を、▲8二歩では▲5五飛をソフトは推奨していました。
このあたりは手が広く難易度が高いので読みをまとめるのが大変です。
④2五歩▲2八飛△8八角成▲同銀△5五角▲7七角△同角成▲同桂△6四角で、ソフトの評価値-158で互角。
この手順の図面は省略しますが、▲2八飛も指しづらい手で後手がよくなりそうなイメージがありました。
しかし調べてみるとこれもいい勝負のようです。
後手は角交換から角のラインで攻めていきますが、先手も角で応戦して対抗できる形のようです。
△6四角以下▲3四歩△7四歩▲4六角△同角▲同歩△7五歩▲2三歩△同銀▲5五角△7六歩▲6五桂△7七歩成▲同角△7六飛で、ソフトの評価値-218で互角。
自分は横歩取りの後手番が好きなので後手有利になるような展開を探しますが、どの手順もそれなりに大変なようで、平手の将棋はそれなりの手を尽くせばいい勝負になるようです。
どの変化も意外と大変だったのが参考になった1局でした。

















