対中飛車の5筋の受け方

上図は、角交換振り飛車から後手が穴熊に組んで、△5五歩と飛車先の歩を伸ばした局面。ソフトの評価値+182で互角。

いつでも△5六歩からの交換を見せられているのが、いやだったので▲6五角と打ちましたが、あまりいい手ではなかったようです。ソフトの評価値+80で互角。

以下△4二飛▲7四角△5二金左から、1歩得はしましたが、角の活用が難しくなりました。

ここは▲6五角でなく▲6八金右があったようです。後手の△5六歩▲同歩△同飛に事前に金取りを受けた手で、ここで▲6五角と打ちます。

△5三飛と4三の角成を受けますが、そこで▲3七桂です。 ソフトの評価値+332で先手有利。

次の狙いは▲4五桂の両取りですが、後手は受けが難しいです。

受けるなら△6四歩▲7四角△5一金左とか△7三角などあり、まだ難しいですが、本譜より、先手は駒の活用がよかったようです。

序盤の早い段階では、できるだけ盤面の駒を活かす手を選んで、大駒の持ち駒は、一番いいタイミングで使うのがいいと分かった1局でした。

相穴熊の中盤戦

上図は、相穴熊の将棋で、先手が▲8五桂と9七の桂が8五の歩を取って逃げた局面。 ソフトの評価値-617で後手優勢。

後手が少しおもしろいかと思っていましたが、9三の香車を取られると駒損になるので、それまでに何か手を作りたいところです。

以下△8七龍▲9三桂不成△8一龍▲同桂成で、ソフトの評価値-368で後手有利。

本譜は、お互いに龍が消えたのですが、後手の働いていた龍が消えて、さらに駒損になったので、あまり良くなかったです。

△8七龍では△5三香の方が良かったようです。ソフトの評価値-453で後手有利。次の狙いは△5八香成です。▲5九歩と受けても△5八歩で受けになっていません。

▲5六歩と受けて△同香なら▲5七歩はありますが、そこで△5八歩です。ソフトの評価値-749で後手優勢。

これは、次に△6八龍から△5九歩成で、と金と作る狙いです。

この瞬間、後手は歩切れで、△6八龍から△5九歩成と手数がかかるのですが、先手は9三の香取っても持ち駒の歩が1枚と少なく、細かい攻めがしにくいので、△5九歩成の展開を楽しみに辛抱すべきでした。

形勢判断が悪く自滅

上図は、先後逆の局面の相振り飛車での戦いで、先手が▲6五歩と仕掛けた局面。対局時は、だいぶ後手が模様が悪いと思っていましたが、ソフトの評価値-160で互角でした。

以下の指し手△2五桂▲2六銀△3七歩▲同桂△1七桂成▲同銀△6五歩▲6四桂でソフトの評価値+561で先手有利。

本譜は自分から動いて桂損して、さらに▲6四桂の両取りになっては駒損が大きく、最悪の手順でした。形勢判断で不利だと思っていたのか、指し手が全く単調でした。

▲6五歩には△4五歩と、角交換を狙って軽く指したほうがよかったようです。ソフトの評価値-193で互角。

以下▲2二角成△同飛▲3三角△2一飛で、どこかで△2五桂▲2六銀△2四歩で△3七歩や△1六歩や△1七桂成を狙う感じです。

慌てて△2五桂以下指す必要はなく、まだこれからの将棋なので、一直線にならないような指し手が大事だと感じた一局でした。

居飛車戦の中盤の難所

上図は、▲4五桂と銀を取った手に△4四角と逃げた局面。先手の桂馬が捌けてきたので、少しおもしろくなったかと思いましたが、実際は大変でした。 ソフトの評価+173で互角。

先手からは▲1五歩や▲2四歩や▲7五銀や▲5二銀などありますが、以下▲5二銀△3七銀でソフトの評価値+299で互角。

ソフトの評価値は+299で互角とはいえ、先手が攻めを継続するのは、結構大変な感じがします。持ち歩が少ないのと、大駒の角が活用できていないのが大きいと思います。

以下▲4三銀成△同銀▲1八飛△2七銀▲1七飛△2六銀成でソフト評価値ー360で後手有利。▲1八飛は良くなかったですが、別の手でも自信ない展開です。

▲5二銀では▲2四歩△同歩▲同飛△2三歩▲2五飛で、2筋を交換して、じっくり指した方が良かったようです。飛車の位置は、▲2七か▲2八か▲2九もあり、そちらの方が自然かもしれないです。

ただ、先手の4五桂がちょっと不安定な感じなので、▲2五飛で取られない形にした意味です。先手から直ぐに攻めずに▲6八金右でもう一手待って、後手の駒組みを見て手を決める感じです。

先手の角が使えてないですが、タイミングを見て▲6五歩で角を活用するイメージです。

無理に攻めても攻めが切れるので、辛抱して1局の将棋でした。

青野流で受け損なう

上図は、横歩取り青野流で後手が△2七歩成とした局面。ソフトの評価値+74で互角。と金ができたら、最初は取る▲2七同歩を考えるのが自然ですが、取れば△5五角が見えていました。

△5五角打たれたら、少し先手が悪いかなとは思っていたのですが、▲2四飛は△2二銀で、そこで▲2七飛では飛車の位置がいまいちです。

結局3分位考えて、他の手も見えず、考えまとまらずに▲2七同歩ととったのですが、やはり△5五角と打たれました。ソフトの評価値-87で互角。

ソフトの評価値-87で互角とありますが、今見ても私には、互角には見えず、先手悪い感じがします。

本譜は▲8四飛△8二歩▲6六角△同飛▲同歩△1九角成でソフトの評価値-487で後手有利。

以下、勝負所がなかったです。

▲2七同歩では▲2四飛がありました。△2二銀で次の手が浮かばなかったのですが、そこで▲6八銀が、7七の地点を補強するという手です。

先手の形は比較的まとまっており、後手のと金も、直ぐに駒得する展開にはならないので、これなら互角だったようです。

と金を作られても、すぐに取らなくて、別の手があると知った1局でした。

即詰み逃して逆転負け

上図は、対振り飛車の終盤戦で後手が△7二銀と打った局面。お互いに穴熊も後手玉が見えてきて、もう一息です。

ソフトの評価値+99993で先手勝ち。ソフトで99993と出ると、即詰みがあるということです。

実戦では秒読みとはいえ、即詰みが見えず▲6二飛と打ったのですが、これが大悪手。ソフトの評価値+582で先手有利。

ほとんど振り出しに戻った展開で、以下△7三銀右▲8三桂△8二玉で、寄せが見えなくなりました。

上の手順の、▲8三桂に△同銀で▲7三歩成で勝ちと思っていたのが、△8二玉が読み抜けていました。以下、手数は伸びるも駒損を重ねて逆転負け。

後で振り返ると、▲6二飛でなく▲8三桂で詰みでした。以下△同銀直は▲8二金。△8三同銀左は▲8二金△同玉▲7三銀△9一玉▲8二金。

▲8三桂に△8一玉は、▲9一金△同銀▲同桂成△同玉▲8二銀まで。

最終盤は、1手甘い手を指すと、振り出しに戻るという典型的な例で、勉強になった1局でした。

玉は下段に落とせ

上図は▲5二銀と打った手に△5二同玉ととった局面。先手玉が受けなしの局面なので、後手玉を詰ませるかどうかです。

ソフトの評価値+99993で先手勝ち。評価値で99993と出るのは、即詰みがあるということです。

▲5三銀と打って以下△4三玉▲5二角△5四玉▲6三角成△6五玉▲7五金△6六玉▲7七角△5七玉▲6八金まで。

▲5三金と打っても詰みでした。以下△4一玉▲4二銀△3二玉▲4一角△同飛▲同銀不成△同玉▲4二飛△3一玉▲2二角まで。

実戦では早指しとはいえ、▲5三銀も▲5三金も詰みが読み切れず、▲4四桂と打ったのですが、局面が複雑になりました。

詰みがある局面では、短い時間でも読み切れるようになりたいです。

投稿者khagc投稿日:2019年3月1日“非公開: 詰みを逃して混戦”を編集

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角換り腰掛銀で先に仕掛けられる

上図は、角換り腰掛銀で後手が△6五歩と仕掛けた局面。ソフトの評価値-19で互角。地区予選の持ち時間20分の切れ負け将棋で、秒読み将棋とは違う早指しをしなければいけないので、直観でほとんど指し手が決まります。

以下▲4五桂△2二銀▲2四歩△同歩▲同飛。ソフトの評価値-235で互角。

ここで△4四歩だと先手が少し苦しいような感じがしていましたが、△2三歩だったので▲3四飛で手になったようです。

これはこれで難しいのですが、▲5四飛△同歩▲6四角や単に▲6四角などあり、指し手の方針がたってきました。

ただし、 後で振り返ると△6五歩に▲4五桂はちょっと早かったかもしれないです。△2二銀と引かれて△4四歩を見せられると、先手は攻めるしかなくなるような展開になりそうです。

単調な展開になって、攻めが切れるのが一番まずいです。

後手の△6五歩には▲6五同歩が自然だったようです。

△同桂なら▲6六銀に△6四歩の展開。△6五同銀なら▲5五銀で次に▲6三歩を狙うよな、少し曲線的な指し手が幅広かったです。

突かれた歩は、最初は取ることから考えるのは、将棋の基本だと分かった1局でした。

中盤戦の手厚い指し方

角換わり腰掛銀の中盤戦から、後手が8筋と9筋の歩を突き捨ててから△6五桂と跳ねた局面。銀取りなので、実戦ではあまり考えずに▲6六銀と指しましたが、△4八銀以下、先手が薄い玉で神経を使う展開になりました。

▲6六銀では、▲6三銀と打つ手がありました。ソフトの評価値+565で先手有利。

▲6三銀に対しては、7七の銀を取るのが自然なので、△7七桂成▲同金△4三金右▲7二銀不成△8二飛▲6三歩成。ソフトの評価値+943で先手優勢。

▲7二銀不成が後手玉と反対に行くようですが、このような展開で▲6三とができると、先手の上部が手厚いです。

次に先手は、▲7三角や▲6四角や▲7一角や▲5六桂などが狙いです。後手は、歩切れのため細かい攻めができず、ちょっと辛い感じです。

詰みを逃して混戦

上図は、実戦の変化で、後手の△8七龍が△6七龍と先手の金を取った局面。ここで後手玉に詰みがありました。

▲4二角△同金▲同と△同玉▲3二成桂△5三玉▲2三飛成で何を合い駒しても同じですが、△3三桂だと

▲6三金△5四玉▲6四銀成△4四玉▲5五銀△4三玉▲5三銀成まで詰みでした。

実戦では3分位考えましたが、▲3二歩成が詰めろを読み切れず、▲5八金と受けに回ったのですが、△4六歩以下混戦になりました。詰みがある局面では、短い時間でも読み切れるようになりたいです。