序盤早々に作戦負け

上図は、対角交換の振り飛車に先手が▲7七角と打った局面ですが、この手は、持ち駒の角を手放してもったいなかったです。ソフトの評価値-65で互角。

▲7七角からは、後手の△2三飛と△5三銀と△4四歩の組み合わせが良くて、先手の角が働かない展開になりました。

以下、持久戦模様から▲5八金に対して、△2五歩▲同歩△同飛から飛車交換となり、全く勝負所がありませんでした。ソフトの評価値-471で後手有利。

先手の▲7七角では角を温存して、▲3六歩が自然でした。ソフトの評価値+8で互角。

△3三桂に▲3七桂を用意して、後手の仕掛けに備えて、▲8八玉から▲7八金、▲9六歩、▲7七桂と玉の整備をするイメージです。これで1局の将棋でした。

優勢な将棋を一手の緩手で混戦

上図は、先手の5二銀が▲6一銀成と銀を取った手に対して、7一の金が△7二金と逃げた局面。先手玉が固く、後手玉は薄く先手優勢です。ソフトの評価値+961で先手優勢。

しかし、ここから数手で局面がおかしくなりました。

以下▲3二飛成△4二歩▲3四歩△6五歩でソフトの評価値+654先手有利。

▲3二飛成に△4二歩で飛車の横効きが止まって、▲3四歩と金を取ったのですが、△6五歩が結構きつかったです。以下▲7七銀引△8五桂からは、勝負所もなく完敗でした。

▲3二飛成では平凡に▲3四歩と金を取っていればよく、以下△4二龍▲3三飛成△5二龍で▲6一成銀の処置に困りそうですが、▲6二金が継続手。ソフトの評価値+2277で先手勝勢。

以下△同金なら▲7一銀で△同龍なら▲同金△同金に▲5四歩で先手優勢です。

角換わり腰掛銀の中盤戦

角換わり腰掛銀で▲6三銀と打った局面。ソフトの評価値+191で互角。△同金なら▲7二角なので△6一金なのですが、そこで▲7四銀成としたのですが、ここでは▲4六歩もありました。

▲4六歩だと▲6三銀が不安定なので、△4一角が気になっていたのですが、そこで▲7二角がありました。ソフトの評価値+516で先手優勢。

△同金なら▲同銀不成で△8二飛や△8四飛なら▲8三金で△5一飛なら▲6二金です。▲7二角に△7一飛なら▲6一角成△同飛▲7二銀成△6三飛▲6二金です。飛車を取れる展開になると先手指せそうです。

△4一角で△8四飛と▲7四銀成を防ぐと、どこかで▲6五歩があり、△同歩だと▲6四角から▲5四銀成の筋。また△同桂なら▲6六角で先手指せそうです。

先手から▲6五歩と突く筋が、なかなかおもしろそうです。

玉の守りが薄いときの指し方

上図は、角換わり腰掛銀で後手が△4八飛と打った局面。ソフトの評価値+937で先手優勢。

先手が駒得ですが、先手玉が薄く △4八飛が4六の金取りになっており、△6九とも玉に迫っています。後手玉はまだ結構固いので、攻め合いは難しそうです。

実戦では▲3七銀と打ったのですが、以下△3八飛成▲3四歩△3七龍▲3三歩成△同桂となり、切り合いで駒を渡して難しい展開になりました。ソフトの評価値+206で互角。

▲3七銀では▲3七角の方がよかったようです。△3八飛成に▲4八銀と受けて、飛車の横効きを止める意味です。ソフトの評価値+1046で先手優勢。

攻め合いでは後手玉が固くて、先手玉が危険になるため受けに専念して、後の狙いは▲3四歩△4二銀▲4四桂という感じです。また▲4七金から▲6四角のような狙いもあります。ただし、先手玉が薄いので神経を使う将棋です。

銀冠で角筋を受ける展開

上図は、対振り飛車の先後逆の局面です。居飛車側の私が、持久戦から銀冠に組むとこのような局面になることがあり、後手の次の一手が迷っていました。△2二玉なら▲2五歩△同歩▲同桂△2四角から▲4五歩や▲6五歩で角道が通って、後手が受けに回る展開です。

また、△3一玉のままでは、飛車交換になったときなど、すぐに王手がかかります。

ソフトの推奨手は△2二玉でした。ソフトの評価値ー75で互角。

以下▲2五歩△同歩▲同桂△2四角▲4五歩△3五歩。ソフトの評価値-103で互角。

△3五歩は少し見えづらい手なのですが、△3四金で後手の角筋を交わして、2五の桂取りになる意味です。この手は、浮かびませんでしたが、参考になりました。

以下▲4四歩△3四金▲2六歩に△3六歩や△1二玉になりそうです。先手はどこかで▲7四歩と突く筋がありますが、後手は△8六歩を突き捨てるか、強く同飛と取るか、局面によって変わりそうです。

ただし、受けに回っている居飛車側が、神経を使うような展開です。