玉の守りが薄いときの指し方

上図は、角換わり腰掛銀で後手が△4八飛と打った局面。ソフトの評価値+937で先手優勢。

先手が駒得ですが、先手玉が薄く △4八飛が4六の金取りになっており、△6九とも玉に迫っています。後手玉はまだ結構固いので、攻め合いは難しそうです。

実戦では▲3七銀と打ったのですが、以下△3八飛成▲3四歩△3七龍▲3三歩成△同桂となり、切り合いで駒を渡して難しい展開になりました。ソフトの評価値+206で互角。

▲3七銀では▲3七角の方がよかったようです。△3八飛成に▲4八銀と受けて、飛車の横効きを止める意味です。ソフトの評価値+1046で先手優勢。

攻め合いでは後手玉が固くて、先手玉が危険になるため受けに専念して、後の狙いは▲3四歩△4二銀▲4四桂という感じです。また▲4七金から▲6四角のような狙いもあります。ただし、先手玉が薄いので神経を使う将棋です。

銀冠で角筋を受ける展開

上図は、対振り飛車の先後逆の局面です。居飛車側の私が、持久戦から銀冠に組むとこのような局面になることがあり、後手の次の一手が迷っていました。△2二玉なら▲2五歩△同歩▲同桂△2四角から▲4五歩や▲6五歩で角道が通って、後手が受けに回る展開です。

また、△3一玉のままでは、飛車交換になったときなど、すぐに王手がかかります。

ソフトの推奨手は△2二玉でした。ソフトの評価値ー75で互角。

以下▲2五歩△同歩▲同桂△2四角▲4五歩△3五歩。ソフトの評価値-103で互角。

△3五歩は少し見えづらい手なのですが、△3四金で後手の角筋を交わして、2五の桂取りになる意味です。この手は、浮かびませんでしたが、参考になりました。

以下▲4四歩△3四金▲2六歩に△3六歩や△1二玉になりそうです。先手はどこかで▲7四歩と突く筋がありますが、後手は△8六歩を突き捨てるか、強く同飛と取るか、局面によって変わりそうです。

ただし、受けに回っている居飛車側が、神経を使うような展開です。