壁銀相手の指し方


上図は、相掛かりからの進行で先手が▲4五桂と跳ねた手に対して後手が△3三桂と跳ねた局面。ソフトの評価値+88で互角。

▲3三同桂成が普通で、そう指すと△同銀とした形が後手陣が良くなるのであまりしたくなかったのですが、他の手が浮かびませんでした。

本譜は▲3三同成△同銀▲8二歩△同銀▲2七角で少し先手が指しやすくなりましたが、△8二同銀で△2五歩▲2九飛△8二金で結構大変だったようです。

▲3三同桂成では▲2七角という手がありました。

▲2七角に△3五飛は、▲同飛△同歩▲5三桂成△同玉▲5一飛△6二玉▲8一飛成△7一飛▲5四桂で、ソフトの評価値+249で互角。

飛車を後手陣に打ち込んで良さそうも、後手も飛車を持っているので、受けが効き互角のようです。

▲2七角に△2五桂は、▲3六角△3九飛▲2五角△8九飛成▲7九歩で、ソフトの評価値+332で先手有利。

先手有利と言っても、後手に△8九飛成とされているのでそこまで有利という感じはしませんが、▲7九歩の底歩で持ちこたえています。

▲2七角に△3八飛成は▲5三桂成で、ソフトの評価値+147で互角。

△3八飛成がうまくいけば後手の銀得になりますが、▲5三桂成がありそうです。

△5三同玉なら、▲5五飛△6二玉▲3八金で、ソフトの評価値+73で互角。

飛車と銀桂の2枚替えで先手が少し駒損ですが、飛車を持っているのでまずまずかと思います。

▲5三桂成に△4一玉なら、▲3八金△2五桂▲6一飛△5一歩▲8一飛成で、ソフトの評価値+46で互角。

先手は▲8一飛成でだいぶ優勢かと思っていたのですが、後手もまだ△6二金の受けがあるようで、結構いい勝負みたいです。

どの変化も結構大変ですが、△2二銀が△3三銀と活用する展開より面白いかと思います。

▲2七角と壁銀相手の指し方が、参考になった1局でした。