形勢判断の見方

上図は、相掛かりで先手が▲2四歩と打った局面。ソフトの評価値+18で互角。

今見れば▲3六歩が自然だったようにも見えますが、本譜の進行は少しうっかりしていました。

本譜は以下、△8八角成▲同銀△3五角▲2八飛△2四角▲3六歩△3三桂▲3七銀△5五銀で、ソフトの評価値+124で互角。

後手が角交換して△3五角と打つ手をうっかりして、先手が1歩損になりました。

以下、後手が△2四角から△3三桂と先手の▲5七の地点を狙う展開で、それを防ぐため▲3七銀と上がり▲4六銀を目指すも、先に△5五銀と中央を抑えらえ、先手がだいぶ悪いのかと思っていました。

しかし、評価値は互角というのが驚きました。

以下想定される手順として、▲7七銀△7三桂▲6八玉△7二金▲6六歩△5二玉▲5八金△4五桂▲4八銀で、ソフトの評価値+12で互角。

後手が駒を中央に持っていく感じで、それを先手が受けているという展開ですが、ソフトはいい勝負と見ているようです。

人間の感覚だと、▲6八玉が後手の角筋に入っており、先手の主張があまりないような展開で、どこから手を作るのかという感じですが、後手も玉があまり整備されていないので、今すぐに攻めると反動がきついということだと思います。

先手の持ち駒に角があるのも、互角の要因かと思います。

先手はとりあえず▲7九玉まで持っていて、後手の攻めを遠ざける感じで、後は後手の駒組を見ながら指し手を決めるという感じです。

形勢判断の見方が参考になった1局でした。