上図は、先後逆で先手3間飛車後手居飛車の対抗形で、お互いに高美濃囲いの持久戦。先手が▲5五歩とした局面。ソフトの評価値-21で互角。
△5五同歩とすると▲5五同角で、飛車とりが受けにくい形となります。
また、後手玉が△3一玉で先手が▲2八玉なので、後手玉が少し薄いです。
本譜は以下、△7三角▲7五歩△同歩▲5四歩△同銀▲7四歩△8四角▲6六角で、ソフトの評価値-155で互角。

先手が3間飛車の形を活かして、▲7五歩から▲7四歩に▲6六角と軽く捌く形です。
先手は、次に▲7五角から角交換して▲7三歩成を狙っています。
ここまでは、後手の指し手はそんなにおかしくはなかったのですが、ここからの指し手がおかしかったです。
本譜は以下、△5二飛▲7五角△同角▲同飛で、ソフトの評価値+320で先手有利。
△5二飛が重たい手で、先手が▲7五角から角交換して飛車を捌かれて、だいぶ悪くなりました。
△5二飛と回っても△5四銀がいるため、あまり活用できません。
△5二飛では△2二玉の方が良かったようです。ソフトの評価値-180で互角。

△3一玉の形では先手が攻めてきたときに反動がきついので、まずは△2二玉と深く囲うべきでした。
△2二玉に▲7五角なら△8六歩で、▲8六同歩なら△7五角▲同飛△8六飛車で、ソフトの評価値-579で後手有利。
△8六歩に▲8六同角なら、△3五歩▲5八飛△3六歩▲同金△3四歩で、ソフトの評価値-346で後手有利。
△8六歩に▲8四角なら、△8四同飛▲7三歩成△8七歩成▲7五飛△6七角で、ソフトの評価値-256で互角。
まだまだ難しいところはありますが、本譜より明らかに良かったです。
玉は深く囲うのと、飛車先は軽くというのが大事と分かった1局でした。