上図は先後逆で、6二で飛車交換になって先手が▲6四歩と打って角交換を避けた局面。ソフトの評価値+141で互角。
対局中は後手が穴熊に組んで固いのですが、6二の銀の働きがいまひとつと、△7三角が使えていないので少し苦しいかと思っていました。
本譜は以下、△6九飛▲6一飛△9三桂▲1五歩△同歩▲2五桂で、ソフトの評価値+494で先手有利。

後手は△6九飛とおろしましたが、先手が▲6一飛から1筋を突き捨て▲2五桂と跳ねるといつでも端攻めがあるので、後手悪いです。
この場合、▲3五銀と▲4六角も攻めに活用できそうで、後手の△6二銀と△7三角の働きの差が大きいです。
△6九飛では△6七飛だったようです。
△6七飛▲6一飛△7七飛成で、ソフトの評価値+111で互角。

△6九飛と△6七飛の違いは、△6七飛だと次に△7七飛成で桂馬が取れるという意味です。
△7七飛成以下、▲1五歩△同歩▲2五桂なら△1六桂で、ソフトの評価値+61で互角。
この場合は、先手が端攻めにきても後手が桂馬を持っているので、△1六桂とすれば先手玉が少し気持ちの悪いことになります。
実戦的にはまだ大変ですが、後手が桂馬を持つことで先手の端攻めが緩和されると大きいです。
桂馬を取って端攻めを緩和するのが参考になった1局でした。