上図は、後手横歩取りに対して先手青野流からの進展で後手が△3八銀と打った局面。ソフトの評価値-139で互角。
先手は飛車と銀の交換で駒得も、歩切れで4七の金が逃げると△1四角の王手の筋に歩の合い駒がありませんので、結構大変です。
本譜は以下、▲5五角△1四角▲3七飛△4七銀成▲同飛△8三歩で、ソフトの評価値-1174で後手優勢。

先手は4七の金を逃げずに▲5五角と打って▲8二角成と▲1一角成を狙いますが、△1四角に▲3七飛からで角のラインで飛車をくぎづけにして、△8三歩で後手優勢です。
対局中は△8三歩が見えておらず、これではっきり先手悪いです。
△8三歩に▲1一角成だと△4六金で、ソフトの評価値-1516で後手優勢。
▲5五角では▲4八金がありました。ソフトの評価値-121で互角。

▲4八金は少し考えていたのですが、△1四角から△2九銀成でも先手悪いと思って指せませんでした。
▲4八金に△1四角なら、▲5七玉△2九銀成▲5五角△7三桂▲1一角成△3三桂で、ソフトの評価値-258で互角。
この手順も互角とはいえ先手苦しそうですが、本譜の進行に比べるとはるかにいいです。
やはり守りの金を取られるのは良くないという前提から考えないといけなかったかもしれません。
△3八銀に▲4八金で何とか粘る手順はないかと考えるということです。
守りの金は極力取らせないというのが大事と分かった1局でした。