上図は、後手三間飛車に対して先手居飛車穴熊からの進展で後手が△3三桂とした局面。ソフトの評価値+119で互角。
先手の金と銀が左側に固まっているので、攻め駒が少ないのが穴熊を指すときに難しいところです。
攻めがうまく繋がれば固さが活きるのですが、攻めが繋がらないと姿焼きになる可能性もあります。
本譜は以下、▲5九角△2二飛▲6八角△5三角▲7七角△4二角で、ソフトの評価値+228で互角。
互角で悪くはなっていませんが、先手は戦いをうまく起こすことはできません。
▲5九角では▲3六歩がありました。
▲3六歩△同歩▲同飛△3五歩▲2六飛で、ソフトの評価値+234で互角。

先手は▲3六歩から歩を合わせてから飛車を2六に移動します。
次の狙いは▲2四歩からの飛車の捌きです。
▲2六飛以下、△2二飛▲3二歩で、ソフトの評価値+265で互角。

▲2六飛に後手は△2二飛で受けますが、そこで▲3二歩が手筋の1手です。
次に▲3一歩成△同角▲3三角成の願いがあります。
△3二同飛なら▲2四歩です。
▲3二歩に△2一飛と受けても、▲2四歩△同歩▲3一歩成△同飛▲2四飛の狙いがあります。
上の手順で▲2四歩に△2五銀は▲2八飛△2四歩▲1七桂△3四銀▲3一歩成△同飛▲2四飛があります。
穴熊にするなら、歩を細かく使った手で繋げていきたいです。
できれば桂馬も攻めに働く展開にしたいです。
歩を使った細かい攻めが参考になった1局でした。