上図は、相居飛車の将棋で後手が△6五桂と打った局面。ソフトの評価値+592で先手有利。
先手は銀と桂馬の交換で駒得で、玉の固さも先手が固く後手の2三の金の形がくずれているので先手有利です。
ただし、後手の△6五桂もいやな筋で銀が逃げても△7七歩の叩きがあります。
本譜は以下、▲5四歩△7七桂成▲同金右△6五桂で、ソフトの評価値+396で先手有利。

先手は▲5四歩と歩を取り込みましたが、それほど厳しい手ではなく、後手は△7七桂成から△6五桂と桂馬のおかわりの手です。
この局面も先手有利ですが、先手の9七の角が働いていないのがもったいないです。
▲5四歩では▲8五歩があったようです。ソフトの評価値+572で先手有利。

▲8五歩は見えていたのですが、△7四飛でどうかと思って指せなかったです。
後手玉が角のラインに入っており、4五に桂馬がいて持ち駒に銀があれば、大駒の活用の▲8五歩が自然でした。
▲8五歩に△7四飛なら、▲7六銀△7五歩▲8七銀で、ソフトの評価値+573で先手有利。
手順の△7五歩に▲8七銀が見えておらず、8七の歩の拠点を取れば先手さらに安全です。
手順の▲8七銀では▲6五銀△同桂▲5七桂もあったようです。
△7五歩で△7七歩は▲8七金で、ソフトの評価値+706で先手有利。
大駒を活用する▲8五歩が参考になった1局でした。