棒銀で出た銀を更に前に使う

上図は、後手雁木からの進展で先手が▲2六銀に△4五歩と突いた局面。ソフトの評価値+158で互角。

角交換の形になると▲2六銀が使いづらいと思い、▲3七銀と組み替えました。

▲3七銀△9四歩▲4六歩で、ソフトの評価値+119で互角。

▲3七銀は角交換して▲2六銀の働きの悪い銀より4筋の歩を交換して、中央に使った方がいいかと思いました。

この指し方もそこまで悪くはなかったですが、せっかく▲2六銀と4段目まで銀を出たのなら、棒銀で活用する手もあったようです。

▲3七銀で▲2四歩△同歩▲1五銀で、ソフトの評価値+205で互角。

▲2四歩から▲1五銀のような指し方があるとは全く浮かびませんでした。

▲1五銀に△7七角成なら、▲同銀△6五桂▲6六銀△8六歩▲同歩△同飛▲8七歩△8一飛▲2四銀△2二歩▲2三歩で、ソフトの評価値+472で先手有利。

後手の受け方がやや普通だったせいもあり、先手有利になりましたがありそうな展開です。

▲1五銀に△7七角成▲同銀△5五角なら、▲3七角△同角成▲同桂△5五角▲5九角で、ソフトの評価値+409で先手有利。

▲5九角は打ちづらい手ですが、たまに出る筋です。

▲1五銀には△2五歩▲同飛△2二歩という指し方もあるようですが、これは全く浮かびません。

棒銀で出た銀を更に前に使うのが参考になった1局でした。