上図は、後手△3三角戦法からの進展で後手が△2六歩と突いた局面。ソフトの評価値-111で互角。
対局中は、△2六歩がきてもどうにかなるかと思っていたのですが、△2六歩に▲2四歩だと△2七角が途中で気が付いて悪いと思い別の手を指しました。
本譜は以下、▲1四歩△2七歩成▲2二歩△同飛▲1三歩成△2六飛で、ソフトの評価値-678で後手有利。
この手順は△2六飛をうっかりして先手失敗です。
▲1四歩では、苦しいながらも▲2四歩で辛抱すべきでした。
▲2四歩△2七角▲同飛△同歩成▲1六角で、ソフトの評価値-133で互角。

△2七角に先手は本意ではないですが、飛車と角を交換して▲1六角と打ちます。
次の狙いは▲3四角なので後手は受ける形ですが、△4三銀だと▲同角成△同金▲3二銀があるので、▲3四角には△4三金と受けます。
▲1六角△4三金▲3四角△同金▲3二銀で、ソフトの評価値-181で互角。

先手は▲3四角~▲3二銀と少し重たいですが、次に▲2三歩成から粘る指し方です。
この手順は、積極的に指すというよりやむを得ず指すという感じですが、将棋では苦しい局面も多くあり、そこでどこまで差を広げられないようにして持ちこたえるかということがあります。
本局もそのような感じです。
▲3二銀以下、△6一飛▲2三歩成△2九飛▲4三銀不成△3七と▲3四銀不成△4八と▲同角で、ソフトの評価値-350で後手有利。
少し苦しい局面から後手有利になりましたが、互角に近い後手有利なので先手はまだ粘り強く指すことになりそうです。
飛車先を突破されるときの粘り方が参考になった1局でした。