角換り腰掛銀の仕掛け

上図は、角換り腰掛銀からの進展で、先手が▲2五歩に後手が4四の銀を△3三銀と引いた局面です。ソフトの評価値+54で互角。

角換り腰掛銀は似たような局面になりやすいのです。

実戦ではここからの仕掛けましたが、あまり良くなかったようです。

本譜は以下、▲3五歩△同歩▲4五桂△3四銀で、ソフトの評価値-135で互角。

実戦では▲3五歩と突き捨てて▲4五桂としましたが、後手は△3四銀で盛り上がる形です。

3筋の歩を突き捨てずに▲4五桂とすれば、後手は△4四銀か△2二銀ですが、3筋を突き捨てると△3四銀という手も出てきます。

ここからは、2筋の歩を交換して▲7五歩から後手の桂馬の頭を狙う展開です。

それから数手進んで、5六の銀が▲4七銀と引いた局面で、ソフトの評価値-123で互角。

先手は2歩損ですが、桂馬の交換をして馬と作りました。

一応狙いの手は指して評価値は互角ですが、後手の3五の歩と3四の銀が少し手厚くて、先手は攻めるのが大変な形です。

後手の陣形で薄いのは7筋なので、▲7四歩~▲7三歩成のような手はありますが、後手玉にあまり響いていない感じです。

先手から▲3五歩と仕掛ける手は、後手が△3一玉の形だったらありそうですが、△4二玉の形は陣形が盛り上がられて大変みたいです。

よって、最初の局面では攻めるなら▲4五桂、1手待つなら▲8八玉と指した方が良かったみたいですが、後手の4二の玉と6二の金と8一の飛車の組み合わせは理想形なので、これはこれで大変です。

角換り腰掛銀の仕掛けが参考になった1局でした。