雁木相手には持久戦は不向き


上図は、先後ともに雁木の戦いで▲6七銀とした局面。ソフトの評価値+130で互角。

ここから先手はどのような駒組で、攻めの態勢を作っていくかという感じですが、本譜はあまり指さないような駒組にしました。

本譜は以下、△9四歩▲3八飛△7四歩▲3五歩△同歩▲同飛△3四歩▲3八飛で、ソフトの評価値+35で互角。

先手は飛車を3筋に回って3筋の歩を交換して、歩を持ち駒にしました。

対局中は、3筋を交換して後手の角が3三にいるときに、▲3六銀から▲3五歩と攻めるつもりでした

本譜は以下、△4一玉▲7九玉△5一角▲6八金右△8四角▲5六銀右△7三桂で、ソフトの評価値+153で互角。

後手は△5一角~△8四角と転換したので、先手は▲3六銀とは少し上がりづらい形になりました。

よって▲5六銀右という駒組にしたのですが、3八の飛車と5六の銀の組み合わせが、2九の桂馬の活用が少し難しいのでどうだったかという感じです。

2九の桂馬の活用をするなら、▲2八飛~▲3七桂とする形になります。

このあたりは手が広く指し手の善悪は何とも言えないですが、あまり見ない指し方であるので、あまりいい作戦ではなさそうな気がします。

後手の4三の銀と5三の銀の2枚の銀の組み合わせが良くて、先手が攻めるのは結構大変な感じです。

特に先手は角が使いづらい駒組みが、良くないようです。

雁木相手には、4三の銀と5三の銀が組む前に、攻める体制を作った方がいいように思えます。

雁木相手には持久戦は不向きと分かった1局でした。