3筋が切れたら▲3二歩

上図は、後手三間飛車に対して先手居飛車穴熊からの進展で、後手が△5一金引と馬を取った局面。ソフトの評価値+439で先手有利。

先手は角交換ができて指しやすい局面ですが、ここからの数手はあまり良くなかったようです。

本譜は以下▲3八飛△4一金で、ソフトの評価値+215で互角。

先手は3筋の歩が切れているので、▲3八飛で次に▲3一飛成を狙いましたが、△4一金が自然な受けでこのやりとりは先手が損をした感じです。

△4一金で△3三歩なら後手が歩切れになるので、▲3八飛の効果はあったと思いますが、△4一金の次に後手から△2七角~△4五角成の手があります。

よって、また▲2八飛と戻ることになりますが、あまり▲3八飛の効果はなかったようです。

▲3八飛では▲3二歩がありました。

▲3二歩に△同飛では▲2四歩がありますので、△4一金とします。

▲3二歩△4一金▲3一角で、ソフトの評価値+318で先手有利。

▲3二歩はたまに出る筋ですが、△4一金に▲3一角は初めて見ました。

▲3一角に△3二飛なら▲5三角成がありますので、△3一同金ですが▲同歩成で、ソフトの評価値+473で先手有利。

歩切れなのでまだ実戦的には大変ですが、 と金ができて先手有利です。

▲3一同歩成以下は、▲3二金△1二飛▲2四歩が狙いです。

3筋が切れたら▲3二歩が参考になった1局でした。