横歩取りの▲2三歩の叩き

上図は、後手が横歩取りから△8五飛戦法からの進展で、先手が▲2三歩と叩いた局面。ソフトの評価値+386で先手有利。

対局中は▲2三歩としたときは少し指しやすいかと思っていましたが、ここからどのように手を広げるかが、少し難しいところです。

本譜は△2三同銀▲5五角で、ソフトの評価値+24で互角。

▲5五角は1つの狙いの筋ですが、▲5五角には△3五歩▲同飛△4四角でソフトの評価値+60で互角でした。

この手順は、やや先手失敗でした。

▲5五角では▲6六角の方が、後手の飛車取りになるので自然でした。

▲6六角△3五歩▲同歩△3四歩▲2四歩で、ソフトの評価値+1053で先手優勢。

▲6六角に△3五歩~△3四歩は見えていたのですが、次の▲2四歩が見えていませんでしたので、▲6六角が指せませんでした。

▲2四歩に△同銀なら▲3四飛で、次の▲2四飛と▲8四角が受かりません。

▲6六角に△7五歩なら▲3三角成△3五歩▲同飛△3四歩▲5一馬△同銀▲7五飛△7三歩で、ソフトの評価値+834で先手優勢。

▲6六角~▲3三角成の攻めに、後手が△3五歩~△3四歩と受けたときに▲5一馬がうっかりしやすい手です。

▲5一馬ではぱっと見で▲3二馬か▲2三馬が見えるのですが、▲5一馬が、短い時間では見えにくい感じがしています。

以下▲7五飛に△7三歩までで先手優勢なのですが、対局中の読みだとこれで良しで打ち切ると思います。

ここから強気に攻めを継続するなら▲8五飛、駒得を活かしてじっくり指すなら▲6八銀という感じです。

手の流れからいったら▲8五飛としたくなりますが、▲6八銀とじっくり指す感覚も身につけたいです。

横歩取りの▲2三歩の叩きが参考になった1局でした。