上図は、横歩取り△8五飛からの進展で、△2三同金と歩と取った変化手順です。ソフトの評価値+306で先手有利。
実戦では▲2三歩に△同銀でした。https://shogiamateur.com/wp-admin/post.php?post=10417&action=edit
△2三同金も気になっていて、▲2四歩とするつもりだったのですが、その後の進行も気になっていました。
△2三同金▲2四歩△同金▲6六角△3五歩で、ソフトの評価値+373で先手有利。

こういう局面が一番迷いやすくて、何通りか手があっていい手がありそうだけど、秒読みだと考えがまとまりません。
候補手は4つあります。
1つは、▲2六飛は自然ですが、この場合は△7五歩でソフトの評価値-325で後手有利。
2つは、▲3五同飛△7五歩▲3三飛成△同銀▲同角成△3二歩▲1一馬で、ソフトの評価値+83で互角。
この手順は、3枚替えで先手駒得でも互角の評価なのが興味深いです。
3つは、▲4六飛△7五歩▲4三飛成△4二金▲4六龍△3二玉で、ソフトの評価値+220で互角。
先手は龍を作って大成功かと思きや、△4二金~△3二金とされると実戦的にはまだ大変です。
4つは、▲8四角△3六歩▲8二飛で、ソフトの評価値+375で先手有利。

あっさりと飛車を取って▲8二飛と敵陣に打ち込む手順です。
指されてみればなるほどですが、一番見えにくい手順かもしれません。
▲8二飛以下、△6一飛▲6二角成△同金▲7二銀で、ソフトの評価値+864で先手優勢。
▲7二銀に△5一飛なら▲6三銀成△同金▲2二飛成の筋があります。
よって▲6三銀成には△6一歩▲6二成銀△同歩▲同飛成で、ソフトの評価値+762で先手有利。
先手が良さそうですが、後手も粘りが効く形です。
先手良しも思ったより大変だと分かった1局でした。