上図は、横歩取り青野流からの終盤戦で、▲4六桂の王手に3四の玉が△4五玉とした局面。ソフトの評価値+8807で先手勝勢。
対局中は、後手玉への寄せが見えなく3七の銀取りにもなっているので、先手が忙しいと思っていました。
本譜は以下、▲3六銀△同玉▲3七歩△同玉▲3八銀△2六玉▲4二角成で、ソフトの評価値+1383で先手優勢。

▲3六銀を指したら本譜みたいな展開になるのですが、先手勝勢から先手優勢になったので、指し手はあまり良くなかったようです。
▲4二角成の局面は、先手後手共に詰めろになっておらず、以下△3六金から混戦になりました。
▲3六銀では▲5五金がありました。ソフトの評価値+50000で先手勝勢。

▲5五金は全く見えませんでした。
▲5五金に△3五玉なら▲2六銀打△2四玉▲4二角成△3三金▲1六桂まで。
よって▲5五金には△同玉で以下、▲5六銀△同飛▲同歩△同玉▲3六銀で、ソフトの評価値+50000で先手勝勢。
▲5五金は少し見えづらいですが、▲5五金が見えたら▲5六銀は自然な1手です。
清算した後に▲3六銀と手を戻すのがまた少し見えづらいです。
この将棋は▲5五金と▲3六銀が見えるかで、形勢が大きく変わる内容です。
特に▲3六銀と手を戻すのが、感覚的に見えるようになりたいです。
▲5五金と▲3六銀が見えるかどうかが参考になった1局でした