上図は、先後逆で角換わり腰掛銀からの進展で、▲6六銀と歩を取っソフトの評価値±0で互角。
よく見るような局面ですが、見るのと実際に考えて指すのでは勝手が違うみたいで、次の一手は少し悩みました。
本譜は、△2二玉▲7七銀△6五歩で、ソフトの評価値+41で互角。

△2二玉は少しでも玉を深いところにして玉を固めました。
以下△6五歩までの進展は、思ったより悪くなっていませんでした。
以下△6四角と打って△8二飛~△6三金としてどこかで△7五歩と突くような感じですが、先手の持ち駒に角があるので打ち込みに気を使う展開になりそうです。
△2二玉では△6五歩がありました。
△6五歩▲同銀右△同桂▲同銀△同銀▲同飛△6三銀で、ソフトの評価値-268で互角。

この手順は、先手は銀と桂馬の交換から▲6五飛とします。
後手は歩切れなので金取りを受けにくいのですが、△6三銀で受ける形です。
この局面は、▲6三同飛成△同金▲7二角のような手もありますが、後手玉が3一の玉と深い位置で先手玉の守りがそんなに固くないので、▲6三同飛成は決断がいります。
また別の手で△6三銀では△7三銀もありそうです。
後手の狙いは、金取りを受けて△8六歩▲同歩△5九角のような手です。
先手はこれらの変化がいやなら、△6五歩に▲同銀右でなく▲5五銀左とする展開です。
▲5五銀左△同銀▲同銀△8六歩▲同歩△4七銀▲同金△5八角▲4八金△6九角成▲同玉△2九飛で、ソフトの評価値-137で互角。
どちらも難しいですが、△6五歩と打ったら▲同銀右でも▲5五銀左でも駒の交換は避けられないような展開です。
△6五歩と打って先手の指し手を見るのが参考になった1局でした。